オフィス　マッチング・モウル　週刊モグラ屋通信 32　　

まだ新事務所が決まらないモグラ屋内藤です。秋から忙しくなるので、７月中には引越ししたいなぁ～。さて、今年はホントに梅雨らしく、今日も朝から雨また雨。事務所で仕事をしながら池田とふたり、「体がだるい～」とうめいています。今、私の目の前では、池田がもくもくと帳簿つけております。私は、本日届いた郵便物に目を通し、「月刊ギャラリー」を読んで「なるほどね～。え～、これってちょっとアレじゃない。あ、この作品見たい」など、ひとしきり感想を述べた後、モグラ屋通信を書いています。本日やや集中力なし。
　
先週のアートなおでかけは、豊田市美術館の『ダニエル・ビュレン　移行｜場／作品』オープニング。ダニエル・ビュラン、ダニエル・ビュレンヌときて、結局ダニエル・ビュレンと呼ぶことになったのだろうか、日本では。ダニエル・ビュレンの作品を最初に見たのは、まだ彼がダニエル・ビュランだった頃の1989年、ICA名古屋での展覧会だったっけ。もう14年も前のことなのねぇ…。豊田市美での展覧会は梅雨時としては珍しい晴天に恵まれて、野外に設置された作品に囲まれた場所でオープニング・セレモニーがありました。屋外展示作品の鏡の部分に、まわりの風景が映りこんで、その間を歩くのは気持ちよかったです。天気のよい日に行くのをおすすめします。アーティスト本人を目撃したのは、その時が始めてでしたね。あ、オープニング・パーティーでは、久しぶりに Masataka Hayakawa Gallery の早川さんとお会いしました。こちらでもダニエル・ビュレンの展覧会があるそうです。
　
話は変わって佐久島。７月13日に開催される 『ワークショップ　松岡徹と提灯をつくろう』 の参加者をまだまだ募集しております。たくさんのご参加をお待ちしております。『木村崇人展　佐久島で地球と遊ぶ』 も開催中。ワークショップは午後２時からなので、午前中に木村崇人展と 『平田五郎制作　佐久島空屋計画／大葉邸』 を回れば、 一日たっぷり充実のアート体験がなんとすべて無料 です。いいのか、こんなにお得で？　いいんです。というわけで、７月13日に佐久島で急遽開催決定！　オフィス・マッチング・モウルがご案内する佐久島アート巡りの情報はこちら で！　待っているわ。
　

暑中お見舞い申し上げます
　
行ってまいりました新潟の越後妻有アートトリエンナーレ。３（内藤、池田、インターン山口）＋１（写真係）＆１（宿は違ったけれど、たまたま同じ日程で妻有を訪れることになったので３日間行動を共にした某美術館学芸員M氏）の変則的な５人旅。
　
旅行中、『木村崇人展　佐久島で地球と遊ぶ』 が終了した木村崇人による、越後妻有での、ジャイロ・ワークショップものぞいてまいりました。海（佐久島）でも山（十日町）でも、子どもたちは元気でいいね！　木村崇人は、今後、８月９日から始まる水戸芸術館での『こもれび展』、そして８月27日～31日には岩手県立美術館での展覧会『木村崇人の「ライト・ウォッチング』が控えております。どちらも、お見逃しなきように！　私も大学の頃から20年振りに、岩手を訪れてみようと思っております。やっぱり花巻温泉かねぇ…（学生時代、岩手では、つつましくユースホステルに泊まったもんだが）。
　
さて、そうこうするうちに佐久島弁天祭りまであと一週間となりました。今年は、８月15日の 提灯行列 に、大学生のボランティアチーム『潮風』による特別プログラムも新たに加わります。この日は、提灯行列、そして江戸時代から受け継がれる伝統ある西の盆踊りとその後の精霊流しをすべて体験した後、午後９時30分に特別に本土に戻る海上タクシーが出ますので、お気軽にご利用ください。たくさんのみなさまのお越しをお待ちしております。浴衣着て来る、っていうのはどうですか？
　

Office Matching Mole on the Web／週刊モグラ屋通信 32