Office Matching Mole on the Web
オフィス・マッチング・モウル 週刊モグラ屋通信 37


本日の担当:山口
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Bottom
 
 週刊 モグラ屋通信 第84号 2004.3/4  

山口です。終わりました。 『佐久島空家計画3/大葉邸』 のためのアーティスト・イン・レジデンス。問題が幾度となく発生し大変な思いもしましたが、最後まで大きな事故やケガはなく、無事に作品が完成し、ホッとしています。平田さん、ボランティアのみんな、マッチングモウル、みんな本当によく頑張りました! 作品の出来栄えも、大変素晴らしいです。土間と黒塗りの床の美しさには感動し、くどの作品にはため息がこぼれます。私たちの汗と涙 (と血はなくてよかった) の結晶である大葉邸を是非ともみなさまに見ていただきたいです。
 
平田五郎展は3月31日まで開催中。会期中は弁天サロン1階弁天ギャラリーで大葉邸の制作ドキュメントを展示していますので、大葉邸と合わせてご覧ください。みなさまのお越しを心よりお待ちしております。
 
 
現在進行形の仕事
三河・佐久島アートプラン21 『佐久島体験2003 祭りとアートに出会う島』 企画・制作/3月4日更新
  アーティスト・イン・レジデンスの 制作リポート 随時更新中!

岡崎市シビックセンター 内田修ジャズコレクション 展示コーディネート/継続中
 

本日の担当:内藤
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Top
Bottom

 週刊 モグラ屋通信 第85号 2004.3/9  

平田五郎による佐久島でのアーティスト・イン・レジデンスも無事終了し、現在、 平田五郎展『佐久島空屋計画3/大葉邸』 としてその成果を3月31日まで開催中。モグラ屋的には、今月も多忙なのですが、ひとまず、ほっと一息です。が、すでに次のプロジェクトの準備は始まっていて、6、7日にはその撮影のためにまたまた佐久島におりました。
 
6日(土)の11時半一色港発の船で島へ。撮影の前に、アーティストやカメラマンたちと昼食をとろうと食堂へ行きました。なごやかに食事をしていると、窓の外を、どこかで見たような、しかし、いるはずのない人物がびゅ〜んと自転車で走っていくではありませんか。「あれ! 石山くん?」。そうです、大葉邸の制作ボランティアとして苦楽をともにした武蔵美の学生石山和広くんです。確かに、「もう一泊していきたい」と、滞在中に知り合った島民に一夜の宿をお願いして一日だけ余分に島にいることにはなっていました。けれど、それからもう1週間。君はなぜまだ島にいるのかね? というか、住んでいるのか?
 
私たちの姿を見つけた彼は、すぐに食堂に入ってきたのですが、その顔は、なんだかとっても日焼けしていて、すっかり島の人みたいになっている。彼は、現在建築中で今年の夏ごろオープン予定の和食料理店の内装を手がけている野田さん (ご夫婦で佐久島在住の家具作家) の家に「手伝いを条件に」泊めてもらったのだが、結局今も手伝い続けているということでした。う〜ん、なかなか役に立つからねぇ、彼は。平田さんだけでなく、アーティストの土屋公雄のアシスタントも経験済みだし。学生の割りに鍛えられているし。山形県人だし (意味不明) 。日に焼けていたのは、作業もさることながら、浜辺で昼寝をしたり、野田さんたちのアサリ漁の仕分けや運搬を手伝ったり、自転車にて島中を行ったり来たりという、野外中心に活動をしていたかららしい。和食料理店のお嬢さんキキちゃんとはすっかり仲良しでお兄ちゃんみたいで、ほとんど親戚化していたなぁ。
 
学生でも社会人でも、佐久島に来てくれるボランティアは、アート・プロジェクト以外にも、さまざまな体験ができます。島という環境は、自分たちが住む場所とはかなり異なる自然や文化などを提供してくれるからね。でも、なによりも、刺激的で魅力あるものはそこに住む人たちとの交流でしょう。はじめて佐久島を訪れた石山くんですが、誰よりも島に近づいたかもしれない……。なかなかできることではありません。ちょっと嬉しく思う也。
 
 
現在進行形の仕事
三河・佐久島アートプラン21 『佐久島体験2003 祭りとアートに出会う島』 企画・制作/継続中
岡崎市シビックセンター 内田修ジャズコレクション 展示コーディネート/継続中
 

本日の担当:池田
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Top
Bottom

 
 週刊 モグラ屋通信 第86号 2004.3/15  

先日、横浜の 「BankART 1929」 (バンカートと読む) をのぞいてきました。これは横浜市が推進する歴史的建造物を活用した文化芸術創造の実験プログラムということで、横浜みなとみらい線の馬車道駅にある元銀行の古い建物 (1929年建設) を舞台にして、これからさまざまな試みが展開されていくそうです。 3月6日〜4月4日までのオープニング・プログラムの期間は、企画運営の関係者や参加者、地域の人がいっしょになってこのプロジェクトの可能性を考えていくレクチャーやイベント、ワークショップが行なわれています。
 
実際、建物はなかなか素敵でした。ふたつあるんですが、そのひとつ旧第一銀行は駅に直結したビルの一角に組み込まれていて、古い外観を残しつつ近代的な設備に改装。もうひとつはすぐ近くの旧富士銀行で、こちらは古いままの状態。旧富士銀行の1階の吹き抜けホールには地域の人と協力して使われなくなった椅子を集める「椅子プロジェクト」が展示されていました。古い椅子がたくさん集められていて、この椅子たちはこれからここで使われていくそうです。ただ椅子が並べて置かれているだけですが、「椅子たち」がこれから起こることをしーんと静かに待っているというかんじがしました。とても良かったです。ホールにはパブもありました。夜10時まで呑めます。それから金庫だったらしい奥の一室には楢橋朝子さんの映像作品も展示されていました。
 
夜に行くのがいいかもしれません。なんたって“横浜”ですから、街にも人にも洒落た雰囲気が漂っていてロマンチックです。夜景もきれいだし。お酒もいただけるし。そのまま中華街にも行ける…。 そうそう、横浜といえば、崎陽軒のシュウマイ。シュウマイ弁当! こないだふと気づいたんだけど、最近、シュウマイ弁当に卵焼きがあたらしく入っていません? 前から入ってたっけ? あれほどの人気定番商品も進化しているのね (ごめんなさい、話がそれました。結局、飲み食いに走る)
 
ということで、実感を込めて言いますが、結局のところ「まちづくり」ってつくろうと思ってつくれる/つくられるものではないということ。昨今いろいろなところで「まちづくり」って盛んだけど、そのへんの意味が分ってないとダメです。大切なのはみんなの気持ち。それから食べること、呑むこと、笑うこと、歌うこと (?)。人生楽しくいきましょう。
 
来年は第2回横浜トリエンナーレも開催されるというし、横浜に期待したいです。
 
 
現在進行形の仕事
三河・佐久島アートプラン21 『佐久島体験2003 祭りとアートに出会う島』 企画・制作/継続中
岡崎市シビックセンター 内田修ジャズコレクション 展示コーディネート/継続中
 

本日の担当:山口
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Top
Bottom

 
 週刊 モグラ屋通信 第87号 2004.3/23  

もう3月も下旬。ぐっと春らしくなってきました。この季節は、卒業、入学、新学期、新年度、新人……と、新しい生活に向けて慌しい人も多いのではないでしょうか。個人的なことになりますが、私も先日、大学の卒業式を終えたばかりです。卒業式は、ひとつのことを達成したという嬉しさがある反面、別れる寂しさがあります。しかし寂しさに浸る日々はそう長く続かず、すぐに新しい出会いはやってくるものですね。というのも、21日から佐久島で ショートステイ が始まり、年齢や性別、職業などの違う方々とお会いすることができました。刺激的な毎日です。
 
4月からは私もオフィス・マッチング・モウルの正規スタッフとなります。新しい出会いを楽しみにして、精進して参りますので、時にはやさしく、時には厳しく見守ってください。これからも何卒よろしくお願い申し上げます。
 
 
現在進行形の仕事
三河・佐久島アートプラン21 『佐久島体験2003 祭りとアートに出会う島』 企画・制作/
 『平田五郎展 佐久島空屋計画3/大葉邸』 3月31日まで開催中

岡崎市シビックセンター 内田修ジャズコレクション 展示コーディネート/継続中
 

 
     
モグ通 BEFORE     モグ通 NEXT
 
 
 週刊モグラ屋通信 目次へ    TO HOME  

 オフィス マッチング・モウルへのご連絡、お問い合わせは E-mail/office@m-mole.com へお気軽にどうぞ