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オフィス・マッチング・モウル 週刊モグラ屋通信 50


本日の担当:内藤
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 週刊 モグラ屋通信 第122号 2005.9/3  

木村崇人展 続・佐久島で地球と遊ぶ 『見えない力』 も、スタートから早くも1ヶ月が経とうとしています。日々が過ぎていくのを本当に早いと感じる今日この頃、季節もすっかり秋めいてまいりました。秋、といえば月並みですが「芸術の秋」とか申します。なんでそう言われるのか、改めて考えてみると、これってトリビアになりませんか? ←ならないよっ。というわけで、世間では秋と言えば食欲とかスポーツとか最後に芸術とか言われるわけですが、私たちはお仕事なので年中芸術です。ある意味メリハリには欠けるかもしらん。でも、私にとってアートは空気みたいなものなので、時折存在を忘れるくらいに当たり前の存在ですがないと死にます。
 
以前も書きましたが、長期的な視野に経てば人類にとっても同様でアートがなければ人類滅亡ですの。私生活では子どもがいない私ですが、未来にアートの遺伝子を残すべく精進の日々を送っております。遺伝子レベルの知的な仕事は考えることが多すぎて、頭の中が四六時中多忙です。他のことをしている暇がないのは困ってしまいますね。たとえば掃除とか洗濯とか資源ごみの日に空き瓶を捨てるとか、自宅の屋根に穴が空いているのに、貧乏を言い訳にちっとも大工さんに修理を頼もうとしないとかなんとか。そのくせ台風が来るたびにびくびくしている小心な自分がいやとか、関係ないか……。
 
さて、実は本日9月4日(日)の中日新聞朝刊の文化欄「彼女たちのストーリー」というコーナーで、けっこう大きく写真入りで不肖内藤が紹介されています。“アートと社会の通訳を”という見出し付きで。もう、朝から実家や友人達からの電話でたいへんなことになっております。なにせ今朝は、池田の「池田家ではたいへんな騒ぎになってます!」という報告電話で起されたくらいだもん。さすが中部地区でのシェアが特出している中日さんだ。実家には親戚からも電話が入り「今まで何をやっているか謎だったが、これで理解できた」と、身内にも私が単なる怪しい中年女じゃないことがわかっていただけたようで、メディアの力ってすごいなぁ……。いやまったく。中日新聞さん、ありがとう。
 
佐久島情報は、リポートも秋のイベントも本日どっさり更新しましたので、お暇な折にでもお読みいただければ幸いでございます。他に、佐久島やジャズ以外にもあんな仕事やこんな仕事が秋から年末年始にかけて目白押しです。多忙ですが、とても充実している今日この頃、こういうのを働き盛りって言うんでしょうね。 
 
 
現在進行形の仕事
三河・佐久島アートプラン21 『佐久島体験2005 祭りとアートに出会う島』 企画・制作/9月3日更新
岡崎市シビックセンター 内田修ジャズコレクション 展示コーディネート/継続中
 

本日の担当:池田
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 週刊 モグラ屋通信 第123号 2005.9/12  

万博でものすごい人ごみを体験。先日9月3日(土)の入場者数は開幕以降最多の249,873人だったとか。この日は愛知県館のおまつり広場で「岡崎市の日」というのがあって、ジャズコレクションの紹介が行われるということで半分関係者として出かけたんだけど、とにかくものすごい人の数。大げさでなく人で地面が見えない。どこもかしこも行列で、行列でないところも行列のように人がいて、ふつうに歩けない。だいたい駅から会場までのシャトルバス (リニモより断然待ち時間が少ない) から大行列で、きびしい日差しの中を待ち続けようやく乗ったバスが会場にたどり着くのにも渋滞。かなり多くの人が万博八草から歩いていました。で、到着後、もちろんゲートも大行列で大混雑。子どもは泣くわ、お年寄りはぐったりしてるわで、すでにスタート時点からみんなエネルギーを使い果たしているかんじ。いやいや大変な日に出かけてしまいました。
 
そんな人の波をかきわけて、ようやくおまつり広場までたどり着き、やっと気分が落ち着いて、トイレへ行ってみると、もちろん行列。気を取り直して飲み物を買おうと自販機に行ってみても行列。しかも手に入れたポカリスエットがぬるい。となりで業者がジュースを補充してるからヤバイなと思ったけど……。冷える間もないジュースたち。ぬるいポカリスエットってまずいんだよね。がっくり。
 
人びとはみんな砂漠をさすらう難民といったところ。水を求め、食料を求め、トイレを気にし、休憩場所を求め……。みんな通路脇の地面に座り込んでたなあ。ある家族なんか、ほとんど通路のまん中に座り込んでお弁当食べてました。なんちゅうか度胸いいというか、開き直ってるというか、ちょっと狂っているというか。まあでも私も気が狂いそうになりました。人の多さに頭痛がしたもんね。あんだけ人が密集していると、おかしくなると思います。人間の本質というか限界というか、そういうのを垣間見た気がします。
 
そんなこんなで、すっかり戦闘意識を削がれ、よそのパビリオンを見る気も起こらず (というか見れない) 、用事をすませて早々帰宅。けっきょくおまつり広場直行直帰に終わりました。
 
もう万博会場へ行くこともないと思うけど、今回の愛・地球博とはなんだったのか。私の感想は、万博の内容よりも万博に関わった人のほうがだんぜん面白かったということかな。いちがいには言えないけど、会場のボランティアやスタッフが、開幕当初にくらべると、ますます生き生きしているような気がしました。普通にしていたらちょっとサエナイって感じの人も (失礼) 、明るく元気に大声で接客している姿は見ていて気持ちがいいです。会場がどんなに混雑していても、パビリオンが見れなくても、なんとなく会場全体の雰囲気がいいのは、スタッフの心持ちのせいだろうと思います。スタッフが感じいいと、お客さんもみんな行儀いいし感じがいい。そういうマンパワーというか、まあ大混雑の人のパニック状態も含めて、人間の面白さを感じられたことが私にとっては収穫でした。
 
ボランティアで万博に関わった人たちには、あたらしいネットワークが生まれ、万博終了後も活動を続ける団体が多いと聞くし、万博に出かけた、万博に関わったという共通の体験が将来いろいろなところで活かされ、話題になるんでしょう。何といわれようと名古屋人はやっぱり名古屋を愛してるからね。万博後の名古屋も注目されるといいにきまっとるがねー。
 
 
現在進行形の仕事
三河・佐久島アートプラン21 『佐久島体験2005 祭りとアートに出会う島』 企画・制作
岡崎市シビックセンター 内田修ジャズコレクション 展示コーディネート/継続中
 

 
     
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