Office Matching Mole on the Web
オフィス・マッチング・モウル 週刊モグラ屋通信 62


本日の担当:内藤
 

 
 
 
 
 
 
 
 
【今週のひとこと】

池田/なにが悔しかったかって、それは皆既月食がみられなかったことです(次は7年後)。
 
 

山口/今回の大葉邸は、今までに増して過酷な制作現場だったよう。しかしそれに比例して出来ばえは素晴らしいそうですよ!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 週刊 モグラ屋通信 第141号 2007.9/6  

終わった。 モグラ屋 夏の死のロード2007 、終わりました……。3年振りの平田五郎アーティスト・イン・レジデンスは、想像通りというか、予想以上というか、とにかく過酷でございました。平田五郎と、のべ120名のボランティアとともに流した汗は大葉邸の土間をがっちり固めましたよ、塩分で。詳細は 大葉邸制作リポート をご覧ください。ただ、流した汗の分だけは、かなり完成度の高い仕上がりとなりました。ボランティアのみんな、ありがとう! 平田さん、お疲れさま!! この成果は9月8日から 平田五郎展『佐久島空家計画5/大葉邸』 として一般公開されます。どうぞご高覧いただきますよう、心よりお願い申しあげます。
 
大葉邸制作が終了した2日後の日も昇らぬうちに、今度はトラックに乗って一路東へ。目指すはパシフィコ横浜で開催される世界SF大会の展示会場。SF作家の東野司さんの企画で、小川信治作品を特別展示するのが今回の旅の目的なのでした。「SF大会って何?」って聞かれても説明が難しいですが、SF大会の雰囲気は左写真でご想像ください。  (解説:ハインラインカフェの前のパワードスーツという素敵なシチュエーション)
 
とにかくただのSF大会ではなく世界SF大会なので、世界中からSFファンの方々が終結している。映像や写真でしか見たことのない本物の外人のSFオタクの方々をあれほどたくさん拝見するのも、たぶん死ぬまでございませんでしょう。ある意味、衝撃的な経験でございましたよ。もちろん、展示会場のほとんどが当然のごとくSF関連の展示なのでかなり心細く感じたのですが、現代美術のアーティストとして八谷さんが出品していらっしゃって、なおかつ会期中はずっと会場に詰めていて、3回も私たちのブースに遊びに来てくれたので、とても嬉しかったです、ホントに。 (下写真は小川作品ブースを訪れた謎のコスプレ美女軍団と彼女たちに作品の解説をしてくださる八谷さん)
 
  

というわけで、めくるめくSFの日々は過ぎ去り、2日後にはまた島の人なのでございまする。が、台風が来ているらしく、本当に島へ渡ることができるのか? 展覧会は予定通りオープンできるのか? はたまた、台風にめっぽう弱いおひるねハウスがまたしても打ち上げられた流木等に埋もれてしまうのではないか? などなど、厳しい自然と共生する佐久島のアート作品へ、想いは漂っていくのでありました。では、佐久島でお会いしましょう。
 
 
現在進行形の仕事
三河・佐久島アートプラン21 『佐久島体験2007 祭りとアートに出会う島』 企画・制作/9月6日更新
岡崎市シビックセンター 内田修ジャズコレクション 展示コーディネート/継続中
岡崎市シビックセンター 子どもワークショップ
  『いろんな音楽でおどろうタップダンス!』 企画・制作/2007.11/24 開催予定

おかざき世界子ども美術博物館 『ぼくらの宇宙展』 企画・制作/2007.12/1〜2008.3/2開催予定
 

 本日の担当:池田
 
 
 
 
 
 
 
 
【今週のひとこと】

内藤/久しぶりにナマで落語を聴いた。三遊亭竜楽さんによる古典の“井戸の茶碗”。最近池田と私は突発的落語ブームなのだ。
 

山口/食欲の秋。毎日おいしいものを食べて、心も体も元気な今日この頃です。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 週刊 モグラ屋通信 第142号 2007.9/21  

9月14日、マッチングモウルの3人は、「おひるねハウス」作者の南川祐輝さんの運転で多治見と瀬戸に出かけました。目的は、岐阜県多治見市にあるギャルリももぐさ(百草)の青木野枝展と瀬戸市内の陶製所でおこなわれている栗本百合子展。多治見や瀬戸は、岡崎から高速道路をつかえば車で1時間程度だから、思い立ったらすぐ行けるところなのになかなか行けない。出不精の私にとっては、大変ありがたい遠足のお誘いなのでした。
 
で、多治見に到着した私たちは、何はともあれまず、南川さんおすすめのお蕎麦屋さん「ととや」へ行くことに。やはり食い気です。山の中の隠れ家的お店で、なんとも気持ちのよいところでした。内藤の美しい着物姿が、しっとりとした木々の風景にとても映えておりますでしょう。謎のキモノの姉さんと付き人3名(池田、山口、南川さんのアシスタント山本さん)、そして男ひとり南川さん。お店の人には、さぞかしあやしい団体に思われたんだろうな。お蕎麦も上品でおいしゅうございました。また、さすが美濃焼の産地、下手なものは出せないのでしょうね、器も素敵だったことを付け加えておきます。
 
お腹も満たされた私たちは、早速、ギャルリももぐさへ。これまた迷いそうな山の中。南川さんに連れてきてもらわなければ、来られませんでしたよ。このギャルリももぐさは、名古屋市鳴海にあった築100年の民家を10年くらい前に移築して展示スペースにしたそうで、カフェやショップも併設されています。ミセス雑誌や陶芸などの趣味系、今どきのナチュラル志向の系雑誌などによく取り上げられているとかで、その世界ではとても有名なところなんだそうです。 古いお屋敷の畳の和室、床の間、茶室などにそのまま青木野枝さんの作品が展示されています。作品は部屋全体をつかって天井まで届きそうな大きいものから、片隅にちょこんと置かれた小品、ドローイングまで、たくさんあって見ごたえありました。青木さんの鉄なのに軽やかでやわらかい作品は、見ていて気持ちよく目にとてもよいです。そうそう使い古されたたくさんの石けんの作品がよかったです(ほのかなシャボンの香りもあって)
 
さて、一行はももぐさを離れ、どこかで一服しましょうということで、和風の感じのよさそうなカフェを発見し、お店に入ったのでありました。店内にはお客さんがけっこういて、我ら5人は窮屈な丸テーブルへ。アイスコーヒーならぬ「冷やしコーヒー」を注文したのですが、びっくり! おぼんの上に枡と急須がのせられ、その枡のなかには氷が詰められ、コーヒー氷(?)が入ったグラスが(写真参照)! とにかく場所をとるこの大げさなあしらい。にもかかわらず、狭いテーブルに強引に置かれ、困惑する我ら。山口が気をきかせて、自分のおぼんを撤退させ、テーブル上は何とかおさまったものの……。 あれこれ言う気はござませんが、何事もやりすぎは禁物。まあでも、それはそれで楽しい、なかなかナイスなティータイムでございました。
 
そして、向かった最終目的、栗本百合子展。瀬戸の愛知陶製所のサンプル商品のための建物一軒がまるごと作品に。これは必見です。栗本さんの作品はいろいろ見ていますが、私のなかで、栗本作品のベスト3に入るかも。彼女の作品は、いつもその場所や建物に溜まっている目に見えないものを浄化している感じがあるのですが(それにはかなりのエネルギーが必要だと思われます)、今回はそれがものすごく強烈に感じられました。とても強い「何か」がいましたか? 今度栗本さんに聞いてみたいです。心が洗われるようなスッキリ感を味わいたい人はぜひ!
 
 
現在進行形の仕事
三河・佐久島アートプラン21 『佐久島体験2007 祭りとアートに出会う島』 企画・制作/9月6日更新
岡崎市シビックセンター 内田修ジャズコレクション 展示コーディネート/継続中
岡崎市シビックセンター 子どもワークショップ
  『いろんな音楽でおどろうタップダンス!』 企画・制作/2007.11/24 開催予定

おかざき世界子ども美術博物館 『ぼくらの宇宙展』 企画・制作/2007.12/1〜2008.3/2開催予定
 

本日の担当:山口
 
 
 
 
【今週のひとこと】

内藤/モグラ屋社員第一号の山口が退職します。本当にありがとう! 寂しくなるけど頑張ろうね、ちかちゃん(涙)。
 

池田/潤子ちゃんおめでとう! そしてお疲れさまでした。事務仕事のエキスパートからの引継ぎでパニック状態の私ですが、がんばるわ!!
 
 
 
 
 
 
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 週刊 モグラ屋通信 第143号 2007.9/27  

退職のご挨拶
 
みなさまお久しぶりです。山口です。突然ではございますが、このたび9月末日をもちまして、有限会社オフィス・マッチング・モウルを退職することとなりました。2004年4月の入社以来3年半の間、インターン時代を入れると4年半の間、公私にわたり、多くの方々に大変お世話になりました。みなさまのこれまでのご厚誼に心から御礼申し上げます。どうもありがとうございました。
 
退職の理由は、お腹の中に子どもを授かり、出産と育児に専念することにしたからです。妊娠が分かってからは特に、関係者の方に気を使っていただき、今日までの7ヶ月間大きな心配もなく元気に過ごすことができたのも、みなさまの支えがあってこそだと思っています。そして、身内の話になりますが、私は若さと体力だけが取り柄だというのに、佐久島のイベント等で現場仕事が一番忙しいこの夏に、無理せずデスクワークだけをするよう命じてくれ、育児のために退職することを快諾し応援してくれた上司二人に、心から感謝しています。こんなに素晴らしい上司の元で自分の好きなアートの仕事ができて本当に幸せでした。
 
出産予定日は来年の1月8日で、その日に子どもが生まれれば、エルビス・プレスリーや小泉純一郎、デビット・ボウイといった大物と同じ誕生日かつ、佐久島・八日講祭りの日。あくまで予定日ですが、幸先早々、縁起がいいと感じています。これまで支えてくださった方々の気持ちを大切に受け止めて、まずは無事に健康な赤ちゃんを産むことができるよう頑張ります。実は、マッチング・モウル周辺は芸能界と同じくおめでたラッシュで、身近に妊婦さんが何人かいて心強いのです。みなさんお互い頑張りましょうね。 これからは陰ながらオフィス・マッチング・モウルの活動とアートの世界を応援していきたいと思います。退職しても、アートが好きで、アートの力を信じる気持ちは変わりません。オフィス・マッチング・モウルがますます発展することも信じています。今まで本当にありがとうございました。
 
 
現在進行形の仕事
三河・佐久島アートプラン21 『佐久島体験2007 祭りとアートに出会う島』 企画・制作/9月27日更新
岡崎市シビックセンター 内田修ジャズコレクション 展示コーディネート/継続中
岡崎市シビックセンター 子どもワークショップ
  『いろんな音楽でおどろうタップダンス!』 企画・制作/2007.11/24 開催予定

おかざき世界子ども美術博物館 『ぼくらの宇宙展』 企画・制作/2007.12/1〜2008.3/2開催予定
 

 
     
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