三河・佐久島アートプラン21
佐久島体験2004 祭りとアートに出会う島
 
平田五郎ワークショップ
『アートロウソクをつくろう』 写真リポート
平田さんから、まず材料の説明を受ける子どもたち
次の作業の手順の説明がありました
これが材料のロウ。色とりどり      ロウを好きな大きさに切ります
切ったロウを型枠に並べます      大人も子どもの熱中します
さあ、どんなのができるかな?     型枠にロウを流しこみます
思い思いのアート・ロウソクができました。


 
 
【関連情報】
 2004年度 佐久島空屋計画4/大葉邸 制作リポート1
 2004年度 佐久島空屋計画4/大葉邸 制作リポート2
 
 2003年度 平田五郎展『佐久島空家計画3/大葉邸
 2003年度 平田五郎展『佐久島空家計画3/大葉邸 写真リポート
 『佐久島空家計画/大葉邸』・今後の室内見学について
 2003年度 『佐久島空家計画3/大葉邸』・墨すりサポーター募集
 2003年度 『佐久島空家計画3/大葉邸』制作リポート1
 2003年度 『佐久島空家計画3/大葉邸』制作リポート2
 2003年度 平田五郎ワークショップ
  『もようのある石こうの板をつくろう 』 写真リポート

 
 2002年度 佐久島空家計画2・制作記録
 2002年度 『佐久島空家計画2/大葉邸』・写真レポート
 2001年度 『佐久島空家計画1/大葉邸』・制作記録
 2001年度 『佐久島空家計画1/大葉邸』・写真レポート
■ 開催日/2004年8月15日
        14:00〜17:00

■ 会場/佐久島弁天サロン
■ 講師/平田五郎
 
 
 
◆ 素材から作品を理解する
 
平田五郎の佐久島でのワークショップは、今回で3回目となります。第1回目の素材は「浜辺で拾った小石や貝殻」、これを「積層させ」宝物をつくりました。第2回目の素材は「石膏(せっこう)」、溶かした石膏を枠にいれて固めたあと、磨いてつるつるした塊をつくりました。そして3回目の今回の素材は「ロウ」です。
 
これまで平田がワークショップで使った素材や手法のおおもとは、アーティスト自身の制作の中にあります。たとえば、平田五郎には、小石や砂糖や植物の種などの小さなものを積層させたミニチュアの塔や建物のかたちをした作品があります。また、大葉邸では石膏ではありませんが、漆喰をつるつるに磨き上げた「磨き漆喰」という技法を使ってひとつの部屋をつくりあげています。
 
そして、ロウ。ロウ(=ワックス)は、平田作品では最も知られた素材で、ロウを溶かして作った板をつみあげて、小さな建物や部屋をつくりあげた作品はよく知られています。
 
佐久島でおこなってきた平田五郎のワークショップは、子どもから大人まで、幅広い年齢層がそれぞれ楽しくものづくりを楽しむことができる「工作教室」のようなイメージがあるかもしれません。また、実際そのように作る楽しさを体験できるものでもありますが、そこには、平田作品に使われる素材を実際に使ってみることで、素材がもっている表現力、そこから生まれる意味を間接的に体感してもらおう、という意図もあるのです。
 
◆ アートロウソクって何?
 
そこで今回のロウですが、ロウは温度によって溶けたり固まったりする性質があります。また、クレヨンなどを混ぜることで、簡単に色を付けることができます。さらに、他の素材と異なるのは、不思議な透明感です。それらの特性を組み合わせて、思い思いのアートロウソクづくりに挑戦しました。手順は下記の通り。
 
 あらかじめ何色かのロウがつくってあります。これは、溶かしたロウソクにクレヨンを削ったものを混ぜるだけでできます。
 
 好きな色のロウのかたまりを、カッターナイフで好きな大きさ、かたちに切っていきます。
 
 これもあらかじめ作ってあった「木型」の内側に、切ったロウを積層させていきます。木型は最後にはずしやすいように、内側を紙のガムテープで被い、木はモクネジでビス止めしておきます。
 
 ロウソクの芯になる糸を中心に垂らし、最後に、積み重ねたロウの隙間に溶けたロウを隙間にまんべんなく流し込んで作業終了。
 
 あとは、ロウが冷えて固まるのを待ち、最後に木型をはずして、アート・ロウソクの完成です。
 
注意 冷えて固まる時に、外気に当たっている面の中心部がへこんでしまうことがあります。その場合は、固まる前に少しロウを継ぎ足しましょう。
 
さあ、作品が完成しました。世界にひとつだけのアート・ロウソクのできあがりです。大きなロウのブロックの中に、小さな、そしていろいろな形のロウが見え隠れしています。この「なんとなくほの見える」というのも平田作品っぽいではないでしょうか? 素材からどんなイメージを広げられたかは、ひとりひとりの胸の中にそっとしまわれていることでしょう。
 
(文責:オフィス・マッチング・モウル 内藤美和)
 
2004年度全記録
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■主催: 幡豆郡一色町
■共催: 一色町大字佐久島・島を美しくつくる会
■企画・制作: 有限会社オフィス・マッチング・モウル
アートなロウソクできました
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