三河・佐久島アートプラン21
佐久島体験2005 祭りとアートに出会う島
 
木村崇人展 2005 続・佐久島で地球と遊ぶ
『見えない力』  写真リポート 1

 
 
 

 
 
 

 
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【関連情報】
 木村崇人展2005 続・佐久島で地球と遊ぶ 『見えない力』
 『見えない力』 写真リポート2
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【同時期開催】
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 となりのおみせ プロジェクト 2005

● 第1会場/大浦海水浴場
  作品タイトル:カモメの駐車場
 
 
『カモメの駐車場』は常設展示作品として、10月30日の展覧会会期終了後もご覧いただけます。
 
 
見えない風力を見る

 
佐久島東渡船場から徒歩10分のところに、大浦海水浴場がある。夏の海水浴はもちろん、3月から5月にかけては、観光潮干狩りの会場にもなる佐久島の観光スポットだ。木製の遊歩道は、季節を選ばず海上散歩の気分を味わうことができる。そんな海水浴場の一角に、この夏、木村崇人による『カモメの駐車場』が出現した。大浦海水浴場の西側にある石積み堤防の上に現れた、60羽の風見鶏がそれだ。遠くから見ると本物の海鳥がのんびり留っているように見える。
 
風見鶏がなぜ鳥の形をしているのか? それは、本物の鳥が常に風が吹いてくる方角に向って、とまっているからだ。この作品は、アーティストが見た「風の強い日に同じ方角を向いていたカモメの群れの光景」を風見鶏で表現したもの。モデルになっているのは佐久島にもいるウミネコで正確にはカモメじゃないけど、「気分はカモメ」ということで。
 
2003年に開催された第1回目の木村崇人展で発表した『海の風見鶏』をさらにバージョンアップしたのが今回の『カモメの駐車場』。数も3倍。さらに常設展示ということで材質も風雨に耐えるものに変えられた。この作品は今後常設展示されるため、これから訪れるさまざまな季節に、私たちはそれぞれの風を感じることができるようになる。
 
 
佐久島――風を読む人々
 
海辺の暮らしをおくる佐久島の人たちにとって、「風」というのは「潮」と同じくらい生活の中に大きな位置をしめている。「東風(こち)吹かば、思い起こせよ梅の花――」と詠んだのは菅原道真だが、東風を「こち」と呼ぶのは古典の中だけではない、佐久島の人たちは今も「ひがしかぜ」を「こち」と読んでいる。風を読む人たちは、風の名前をたくさん持っているのだ。ナウシカの村だってきっとそうだ。
 
もし近くに本物の鳥がいたら、風見鶏と同じ方角を向いていないだろうか? 観察してみよう。風見鶏が向いている方角、それが風が吹いてくる方角だ。8月には南の風(佐久島では南風と書いて「まぜ」と呼ぶ)が吹いている。風力という直接見えない力を、私たちははっきりと目撃するだろう。
 
(文責:オフィス・マッチング・モウル 内藤美和)
 
 

木村崇人展 鑑賞の手引き
 
会期中、弁天サロン、東・西各渡船場にて無料配布。作品の設置場所と作品解説、ワークショップ情報などなど展覧会情報が満載です。
 2005年度全記録
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■主催: 幡豆郡一色町
■共催: 一色町大字佐久島・島を美しくつくる会
■企画・制作: 有限会社オフィス・マッチング・モウル

風を読む鳥を見て、風を知る
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