三河・佐久島アートプラン21
佐久島体験2008 祭りとアートに出会う島
 
  
松岡徹展 『佐久島のお庭 其ノ三』
写真リポート2

いつも東渡船場裏の常夜灯のところでお昼寝している猫と佐久島地蔵。
 

フラワーロード沿いの佐久島地蔵。少し東へ行くとすわるとこのベンチがある。
 
 
自生水仙が佐久島地蔵をとりまくように咲き乱れている。おだやかである。 
 
 
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【関連情報】
 松岡徹 アーティスト・イン・レジデンス 2009
 松岡徹 展 『佐久島のお庭 其ノ三』 開催のお知らせ
 ワークショップ 『佐久島のお庭の小道をつくろう』 写真リポート
 松岡徹 展 『佐久島のお庭 其ノ三』 写真リポート1

 
【過去の佐久島のお庭/参考情報】
 『佐久島のお庭』 写真リポート
 『佐久島のお庭 ―夏雲奇峰の巻―』  写真リポート
 
【同時期開催】
 佐久島アート・ピクニック 2008

 
佐久島地蔵 (三体)
 
設置場所 :
東地区・大島
東地区・東渡船場裏
西地区・フラワーロード沿い

 
 
佐久島地蔵建立
 
佐久島のお庭第三期制作の要。それが佐久島地蔵の建立である。「佐久島のお庭が広がっていって、それが飛び火したような感じで、お庭の一部が島の中にぽっと現れるような作品をつくりたい」と松岡徹るが語ったときから、佐久島地蔵の胎動ははじまった。
 
お庭には、これまで「海神さん」「弁天鳥」などがすでに設置されていた。「海神さん(大)」のはじまりは、阿弥陀寺の縁側におかれて親しまれている「海神さん(小)」である。アートなのに、なぜかお賽銭が絶えることなくあげられる不思議な作品だ。そんな土着的・原初的なエナジーが松岡作品には満ちている。今回あえて「地蔵」と名付けて建立されたこれら三体は、別々の場所にあって、実は目に見えないもので結ばれている。
 

 
海から来たりて海へ往く
 
佐久島地蔵はすべて、「筒島」を向いて立っている。筒島は、お庭のある大島と同じく、佐久島にある小さな島だ。筒島には弁財天がある。7年前の60年に一度の大開帳の折には、松岡徹が筒島インスタレーションと題した、期間限定の展示をおこなった。筒島(=弁天さん)とアートプロジェクト(及び松岡徹)はそのとき以来のご縁である。
 
地蔵たちは、目を閉じている。目を閉じて、心の目で、筒島を見ている。佐久島の島民たちと同じように、海によりそってある。
 
これら、佐久島地蔵の建立の最中に、通りすがる島の人たちがたくさん声をかけてきた。「また変なモノ作って」としかられるんじゃないかと一瞬考えたのは杞憂に終わった。なぜだか皆、にこにこしながらやけに饒舌に話しかけてくる。これまで挨拶程度しか交わさなかった人たちまでも、なんだかすごく笑顔で語り続けた。きっと、佐久島地蔵には、何かパワーがあるのだ。御利益は、コミュニケーションによろしいようで。
 
(文責:オフィス・マッチング・モウル 内藤美和)
 
※『佐久島地蔵』は展覧会終了後も引き続き常設作品として見学できます
 2008年度 全記録
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■主催: 幡豆郡一色町
■共催: 一色町大字佐久島・島を美しくつくる会
■企画・制作: 有限会社オフィス・マッチング・モウル

 
フラワーロード沿いの佐久島地蔵。建立時はまわりに水仙が咲き乱れていた。お供え物のお花みたいに。
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