三河・佐久島アートプラン21
佐久島体験2010 祭りとアートに出会う島
 
 
『かしや餅づくりと大葉邸茶会 2010』
写真リポート 2

 
 茶席のしつらえは島の大工さん担当。毎年ちょっとずつ変えるこだわりです
 
大葉邸茶会の亭主はみさきさん。楚々とした大和撫子のお仕事は漁師さん
  観光客のみなさんも、ちょっと改まってお茶会に参加。いい感じです
 
 子どもたちもたくさんお茶会に来てくれましたよ。お味はいかがですか?
 
カジュアルな椅子席も用意してあります。島の漁師さん一家も来てくれました
 
  観光客のみなさんも楽しそう。会話がはずみ、笑顔があふれます
 
いつもは静かな大葉邸のお庭が、一年に一度、特別な場所に変わりました
 
お抹茶は隣の西尾市(抹茶の生産高日本一)のもの。とても美味しいんです
佐久島の茶道教室のみなさん(とお手伝い)。後列右から2番目が榊原先生

 
 
写真リポート1ヘ

 
 
【関連情報】
 『かしや餅づくりと大葉邸茶会 2010』 写真リポート 1
 『かしや餅づくりと大葉邸茶会 2010』 開催のお知らせ
 
【同時期開催】
 佐久島弘法巡りスタンプラリー2011
 佐久島アート・ピクニック 2010
 

 
 
 
 いよいよお茶会本番
 
お茶会の本番は午後1時から2時半までの1時間半。11時半頃までかしや餅をつくった後、Iターンで島に移住した元美容師さんが、お茶会のもてなしを担当する島民の女性チームをボランティアで着付けてくださいました。
 
大葉邸でのお茶会のしつらえはこれまで同様、島の大工・三宅さんが担当。毎回「同じなのは芸がない」と少しずつ進化する茶席のしつらえ。今年も素敵なお茶席が完成しました。
 

 
普段は静かな大葉邸の庭に、1時になると続々とお客さんがやってきました。大葉邸の近所に住む佐久島の島民も来てくれましたが、ほとんどはこの日のお茶会を楽しみにしていたという観光客でした。
 
大葉邸の一角に仮設の水屋が作られ、もてなしの担当をする島の女性たちは、にわかに活気づき、どんどんお茶を点てて、出来たてのかしや餅を来場者の元に運びました。
 

 
この日、茶席でお茶を点ててくれたのは、昨年に引続き島の茶道教室の最年少で漁師をしているみさきさん。次々とやってくる観光客にも、落ち着いたお作法でお茶を出していきます。
 
お客様は家族連れや若者グループが中心。島民もたくさん訪れてくれました。茶席に通されて照れくさそうに、でも襟を正してお茶をいただく人もいれば、心得があってびしっときめてくれる人も。でも、誰もが笑顔で大葉邸茶会を楽しんでいるように見えました。
 
茶道教室の榊原先生は、訪れるお客さんたちに笑顔で声をかけ、終始細やかな気遣いをしてお茶会全体をサポートしてくださいました。茶道のお作法を知らない若者や子どもにも「せっかくだから挑戦してみて」と丁寧に指導してくださって、お茶の世界がを身近に感じた人も多かったのではないでしょうか。
 

 
大葉邸茶会は島の茶道教室で長年茶道を楽しむ女性グループがおもてなしを担当しています。いつもは元気な「島のおばちゃんやお姉さん」の着物姿に、島民男性たちも「おっ」っと目を細めていました。とても華やかでみなさん、本当に素敵でした。
 
年に一度の大葉邸茶会の怒濤の1時間半で100名以上のお客様をもてなした後、記念写真を撮って今年の大葉邸茶会も好評のうちに終了。来年ももてなす側ともてなされる側のたくさんの笑顔が大葉邸にあふれますように。


(文責:オフィス・マッチング・モウル 内藤美和)
 
 2010年度 年間スケジュール
 TO HOME
 
 
■主催: 幡豆郡一色町
■共催: 一色町大字佐久島・島を美しくつくる会
■企画・制作: 有限会社オフィス・マッチング・モウル

いいですね、大葉邸の茶会
All Photos Copyright © KOUMURA, Masayasu.
All Contents Copyright © Office Matching Mole Inc., All Rights Reserved.