展覧会初日には、『北のテーブル』にも近く『王様のイス』のある「ひだまりの広場」で、松岡徹を囲んだささやかな交流会を開催しました。

　ひだまりの広場までは徒歩で20分程かかるため、14:00に東渡船場を集合場所にして交流会参加者を集め、車で会場まで運びました。晴天の中、まずは松岡徹の紹介と本人からの挨拶、そして作品の解説が行なわれます。

　その後、用意したお茶とお菓子をいただきながら、参加者とアーティストの交流が行われました。建築や野外彫刻が多い佐久島のアート・プロジェクトではおなじみの、ピクニックみたいなオープニング・パーティーです。ちなみにいつも飲み物はノンアルコール。アルコールをご希望の方はご持参くださいましな。

　さて、交流会を訪れた人たちはみな、『王様のイス』に腰かけ楽しそうに写真を撮りあっていたのが印象的です。「フォトジェニック（写真に適する、写真向きの、写真写りのよい）風景を作る」というのが、佐久島におけるアート・プロジェクトが目指すひとつの方向でもあるため、今回の展覧会で制作した３ヶ所の作品は、それぞれその役割を果たすだろう手応えを感じました。

文責：オフィスマッチングモウル
　　　内藤美和