三河・佐久島アートプラン21
佐久島体験2001-2011 祭りとアートに出会う島
 
三河・佐久島アートプラン21とは?
三河湾最大の島である愛知県一色町佐久島には、高齢化と過疎化の波が押し寄せています。湾内の他の島と違って、島外の民間資本の投入がほとんど行われなかったため、佐久島は開発の波に取り残されました。その結果、佐久島には美しい自然と、古い魅力的な町並みが昔の姿で残され、島外には知られていない民俗学的な魅力にあふれたたくさんの祭りが今も息づいています。しかし、若い世代の島外への流出により、産業だけでなく、佐久島に古くから伝えられるさまざまな祭りも、年を追うごとに縮小化の道を余儀なくされるという状態です。
 
2001年の今年、一色町が主催し、地域の活性化を目指す佐久島の有志による『島を美しくつくる会』が中心になって、「祭りとアート」をキーワードに年間を通してさまざまな地域活性化事業が開催される運びになりました。この事業では、島民と島外者の交流の場を増やすために、アーティストによる美術展やワークショップを予定しています。また、展覧会の開催を、佐久島でおこなわれる祭事と時期を合わせ、内容に関しても、あえて双方がコラボレート(協働)できるような企画になっています。
 
「島がアートを引っぱり、アートが島を引っぱる」。事業は、島とアートがお互いにインスピレーションやエネルギーを与え合うことで、活性化への一歩を踏み出します。
 
 
 


『筒島インスタレーション』(2001年弁天祭り)で掃除する学生ボランティア
 
 
 

『筒島インスタレーション』は、大人にも子どもにも好評でした
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■主催: 幡豆郡一色町
■共催: 一色町大字佐久島・島を美しくつくる会
■企画・制作: 有限会社オフィス・マッチング・モウル

佐久島の路地を歩くと昼寝をする猫たちに遇える
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