三河・佐久島アートプラン21 佐久島体験2001 祭りとアートに出会う島 太鼓祭りとは?
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アートによる地域活性化事業としてスタートした「佐久島体験2001 祭りとアートに出会う島」の第二弾は、島に伝わる太鼓を主役にした「太鼓祭り」です。
8月におこなわれた弁財天祭典で、私たちは佐久島太鼓によって、和太鼓のまったく新しい魅力に出会いました。それは、普段、和太鼓を形容する「素朴で力強い響き」を超えたものです。その重低音は辺りを静まり返らせ、腹の底まで響いてきます。「ブチ殴る」ことから、島の太鼓のバチは「ブチ」と呼ばれるほどです。 毎年10月には、大漁と豊作を祈願して西の白山神社で十五夜祭、東の八劔神社で秋の大祭がおこなわれ、そこで佐久島太鼓が披露されます。今回、秋の大祭にさきがけて、「太鼓祭り」を開催する運びとなりました。佐久島太鼓に出会い、音楽を通して佐久島の伝統文化を体験し、太鼓の打ち手である島民との交流をたくさんの方に楽しんでいただきたいと思います。 「太鼓祭り」は、佐久島太鼓の演奏を聴くことから始まります。続く、音楽ワークショップでは、楽器を持参した音楽好きの参加者と、佐久島太鼓とのフリーセッションをおこないます(ワークショップ参加に関しては募集要項で詳細をご覧ください)。オーストラ リアの民族楽器ディジュリドゥの演奏グループが、ワークショップのお手伝いをしてくれます。私たちは、佐久島太鼓と参加者によるチームを「島の楽団」と名づけることにしました。 2日目には、佐久島太鼓といっしょに、「島の楽団」が島内を練り歩き、あちらこちらで演奏をします。これは、以前、秋の大祭の折、島内の路地を佐久島太鼓を打ちながら練り歩いた行事を、かたちを変えてよみがえらせようとするものです。また、「太鼓祭り」では、久しく絶えていた東西ふたつの地区の太鼓の競演も復活します。 佐久島太鼓の素朴で力強い音色を聴く。自ら楽器を持ってフリーセッションに参加する。島の楽団といっしょに、音楽を聴きながら島を散策する……。「太鼓祭り」の楽しみ方は、いろいろです。祭り2日目には、訪れた人たちをもてなすために、佐久島島民による「島市(しまいち)」も開催いたします。佐久島で採れた天草でつくったところてんを始め、鮮魚や干物など三河湾の海の幸や、もぎたて野菜など、佐久島の秋の味覚を堪能できます。 美しい秋の三河湾。「太鼓祭り」へお越しください。佐久島体験が、あなたを待っています。 【関連情報】 ● 太鼓祭り ● 音楽ワークショップ 『島の楽団』参加者募集のお知らせ ● 太鼓祭り・リポート ● 同時期開催 小川信治展『パーフェクト・サクアイランド』 |
佐久島太鼓にはさまざまなリズムやスピードがある 佐久島診療所の高木先生も島民といっしょに太鼓を打ちます 島の男たちは、老いも若きもみな太鼓を叩く |
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■ 2001年度全記録へ ■ TO HOME ■主催・問い合わせ先: 幡豆郡一色町 ■共催: 一色町大字佐久島・島を美しくつくる会 ■企画・制作: 有限会社オフィス・マッチング・モウル |
佐久島の青空に太鼓の音が響く |
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All Photos Copyright © 2001-2005 KOUMURA, Masayasu.
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