三河・佐久島アートプラン21
佐久島体験2007 祭りとアートに出会う島
 
  
かしや餅づくりと大葉邸茶会
写真リポート
 
 
 
 

 
 
 

 
 
【関連情報】
 2007年度 かしや餅づくりと大葉邸茶会
 
【同時期開催】
 平田五郎展  『佐久島空家計画5/大葉邸』
 佐久島アート・ピクニック 2007
 となりのおみせ プロジェクト 2007

 
かしや餅づくりと大葉邸茶会
 
開催日:2007年10月7日(日)
会場:西地区 大葉邸
 
講師+島民スタッフ:8名
参加者:110名

 
 
島民の知恵、かしや餅
 
「かしや餅」は、小豆や柏の葉が手に入りにくいため、島で簡単に調達できる材料―空豆の餡とサルトリイバラの葉―でこしらえた、伝統のレシピでつくる和菓子です。今回、午前中に弁天サロンで島の女性たちの指導のもと、お茶会の参加者や飛び入り観光客のみなさんでかしや餅づくりがおこなわれました。
 

 
島のベテラン主婦から「そんな風に雑に包むと蒸した時にかたちが崩れちゃうよ」と鋭くチェックが入る中、緊張しつつも楽しくお菓子づくりを体験できました。「サルトリイバラの葉っぱって丸くてかわいいね!」、はじめてのかしや餅づくりは発見も多く、参加者も大満足でした。
 
 
島民によるおもてなし
 
午後からは、かしや餅とお茶をふるまう佐久島的お茶会がスタートします。会場は大葉邸の石畳の庭。もちろん、この庭も平田五郎による作品ですから、アート作品の中でのお茶会です。お茶会の前には、午前中、かしや餅づくりをした島のご婦人たちが、弁天サロンでお茶会のため和服へ衣装替え。Iターンで島に移住した元美容師さんの着付けで、次々に大変身。メンバーは定期的に島外から教えに来てくださる先生にお茶を習っている方ばかりで、着物姿も素敵でした。
 
お茶会は1時間半という限られた時間でしたが、観光客を中心に、100人以上の参加者があり、順番待ちの行列もできる大盛況。大葉邸の庭の素晴らしい雰囲気と、心のこもったお茶とお菓子のもてなしは、訪れた人たちに心地よい時間を与えてくれました。
 
(文責:オフィス・マッチング・モウル 内藤美和)

 2007年度全記録
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■主催: 幡豆郡一色町
■共催: 一色町大字佐久島・島を美しくつくる会
■企画・制作: 有限会社オフィス・マッチング・モウル


お茶会では順番待ちの行列もできた
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