三河・佐久島アートプラン21 佐久島体験2007 祭りとアートに出会う島 猫野ぺすかワークショップ
『消しゴムハンコをつくろう!』 写真リポート
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【関連情報】 ● 猫野ぺすかワークショップ 『消しゴムハンコをつくろう!』 開催のお知らせ ● 猫野ぺすか展 『遠い未来の 懐かしい記憶』 開催のお知らせ 【同時期開催】 ● 佐久島アート・ピクニック 2007 ● となりのおみせ プロジェクト 2007 |
■ 猫野ぺすかワークショップ
『消しゴムハンコをつくろう!』 ■ 開催日時/ 2007年6月24日(日) 14:00〜16:30 ■ 参加者/33名 ■ 集合場所/弁天サロン 流行ってます。消しゴムスタンプ 『三河・佐久島アートプラン21』の春夏はワークショップ、アート&イベント、アーティスト・イン・レジデンス、お祭り、展覧会と例年にも増してニギニギしい。なんていってもキャッチコピーが“島さわぎ、アート祭り”ですもの。というわけで、7月7日から弁天ギャラリーで展覧会がはじまる版画家・猫野ぺすかさんのワークショップが、展覧会にさきがけて、これまたニギニギしく開催されました。 ところで、みなさんは「消しゴムスタンプ」ってご存知でした? いや、もちろん彼のナンシー関の偉業によってその存在は知れ渡ってはいました。いましたが、こんなに巷でも話題になっているとは、知りませんでした。なにしろ、文房具屋さんに消しゴムスタンプの材料を物色に行ったらば、店員さんに「あ、今話題の消しゴムスタンプですね?」とニコニコと対応されたのです。そうなんだ、今、話題なんだ。寡聞にして知りませなんだ。 講師の猫野ぺすかさんは版画家。消しゴムスタンプだって、版画だよね!? というスタンスで、版画の楽しみをもっとたくさんの人に気軽に知ってほしいと消しゴムスタンプ本の著作もあります。『はじめてつくる消しゴムスタンプ』作・監修/猫野ぺすか(ナツメ社)は、発売とすぐに売り切れ続出で重版されるくらいの大人気。その本の作者でもあるぺすかさんから直接教えてもらえるということで、ワークショップには申し込みが殺到しました。 消しゴムスタンプは、木版の素朴さにも似ていて、思いのほか複雑なこともできます。ぺすかさんの見本をみながら、「こんなのホントにできるのかな?」みなさんちょっと心配? ワークショップでは、ぺすかさんが作ってきた図案の見本集の中から選んだものでとにかくひとつ作ってみることから始まりました。この図案には、事前にぺすかさんが島を歩いて拾った貝殻や葉っぱをスケッチしてデザインした佐久島オリジナルのものもいくつか含まれていました。 ワークショップの内容は下記の通り。 @スタンプに彫る図柄を選んで鉛筆でトレーシングペーパーに写す。 Aトレペを消しゴムに当ててこすり、転写する。 B図柄の大きさより少し大きめに消しゴムを切り出す。 Cあとはカッターナイフと彫刻刀を使ってていねいに図柄を掘り出す。 D消しゴムに直接スタンプインクをポンポンとつける。その際、色を重ねたりして多色にするのもよい。 Eとりあえず紙に押してみて確認。 Fチェックできたらぺすかさんが用意してくれた無地のエコバックに押してみる。用意したインクは紙・布用なので、洗っても大丈夫。 Gぺすかさんの作った「SAKUSHIMA」スタンプを押してもらう。 Hスタンプを押したらすぐに当て布をしてアイロンをかける。これで色が定着。そして完成! あれよあれよという間に、参加者たちのはじめての消しゴムハンコづくりは終了しました。思ったよりも簡単な上に、思った以上に完成度の高いものでした。参加者のみなさんは完成した作品を手に満足そうな笑顔でした。消しゴムハンコは誰でも簡単につくることができます。ぺすかさんの本は全国書店をはじめ、現在となりのおみせでも販売中。 ワークショップに材料を提供してくださった株式会社シード(スタンプ用消しゴム)と、株式会社ツキネコ(スタンプ用インク)の消しゴムスタンプ制作用材料もとなりのおみせで販売中です。あなたもこの夏、作って楽しい、押して嬉しい消しゴムスタンプに挑戦してみよう!! (文責:オフィス・マッチング・モウル 内藤美和) |
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■ 2007年度全記録 ■ TO HOME ■主催: 幡豆郡一色町 ■共催: 一色町大字佐久島・島を美しくつくる会 ■企画・制作: 有限会社オフィス・マッチング・モウル ■猫野ぺすかワークショップ協賛: 株式会社シード、株式会社ツキネコ |
色とりどりのスタンプを選ぶのも楽しいね。布にも押せるのがさらに嬉しい |
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