三河・佐久島アートプラン21
佐久島体験2009 祭りとアートに出会う島
 
 
『かしや餅づくりと大葉邸茶会』
写真リポート 2

 
  会場にしつらえたお茶席には、秋らしい萩の花が活けられていました。
 
 はじめてのかしや餅の味はいかがですか? 笑顔のあふれる会場にて
 大葉邸の入口には順番待ちの列が出来るほど。カジュアルな座席もあり
 
島民もこの日を楽しみしていたそうです。   笑顔が素敵な榊原先生。
 
 舞台裏は大わらわ。仮設の洗い場(水道付き)も作られ便利な環境です
若い女性グループが続々と。島に若者がたくさん来てくれると本当に華やか
 
 
友達同志、家族連れ。初めて佐久島に来た人も、リピーターも、また来てね。
たくさんのお客さんをおもてなししてほっと一息。みなさんお疲れさまでした

 
 
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【同時期開催】
 佐久島アート・ピクニック 2009
 

 
 
 
 いよいよお茶会本番
 
お茶会の本番は午後1時から2時半までの1時間半。11時半頃までかしや餅をつくった後、お茶会のもてなしを担当する島民の女性チームは急いで昼食をすませ、一色町から来てもらった着付けの先生に着物を着付けてもらいました。
 
大葉邸でのお茶会のしつらえはこれまで同様、島の大工・三宅さんに依頼依頼しました。今回は、事前に佐久島の茶道教室で教える西尾の榊原先生に野立てのしつらえのアドバイスをもらったこともあって、いつにもまして素晴らしいお茶会会場になりました。
 

 
普段は静かな大葉邸の庭に、1時になると続々とお客さんがやってきました。大葉邸の近所に住む佐久島の島民も来てくれましたが、ほとんどはこの日のお茶会を楽しみにしていたという観光客でした。
 
大葉邸の一角に仮設の水屋が作られ、もてなしの担当をする島の女性たちは、にわかに活気づき、どんどんお茶を点てて、出来たてのかしや餅を来場者の元に運びました。
 

 
この日、茶席でお茶を点ててくれたのは、昨年に引続き島の茶道教室の最年少で漁師をしているみさきさん。次々とやってくる観光客にも、落ち着いたお作法でお茶を出していきます。
 
茶道教室の榊原先生は、訪れるお客さんたちに笑顔で声をかけ、終始細やかな気遣いをしてお茶会全体をサポートしてくださいました。う〜ん、おもてなしの心というのはこういうものか。 茶道のお作法を知らない若者や子どもにも「せっかくだから挑戦してみて」と丁寧に指導してくださいました。お茶の世界がちょっと身近に感じた人も多かったのでは?
 

 
佐久島の茶道教室に通う島の女性グループがお茶会のもてなしを担当したのですが、この日はみなさん艶やかな和服に身を包み、場の雰囲気を本格的なものにしてくれました。怒濤の1時間半で100名以上のお客様をもてなした後、記念写真を撮って今年の大葉邸茶会も好評のうちに終了しました。
 


(文責:オフィス・マッチング・モウル 内藤美和)
 
 2009年度 全記録
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■主催: 幡豆郡一色町
■共催: 一色町大字佐久島・島を美しくつくる会
■企画・制作: 有限会社オフィス・マッチング・モウル

いいですね、大葉邸の茶会
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