三河・佐久島アートプラン21
佐久島体験2011 祭りとアートに出会う島
佐久島の雛まつり展/雛まつり会
写真リポート
佐久島の雛まつり展 展示風景
島民が弁天サロンに寄贈した土雛や土人形を、島民とボランティアが制作した吊るし飾りが彩る
土人形には恵比寿・大黒などの神さまもいる 雛人形や女の子らしい日本人形系の土人形も
雛まつり会のようす
島の子どもたちは開館直後に駆けつけた 観光客には記念撮影スポットとして大人気
若手スタッフは華やかな和服でおもてなし サロンの近所のおじさんも来てくださいました
島のおばさんたちも毎年雛飾りが楽しみと 観光客のお嬢さんたちも雛まつりを楽しむの図
関連情報
佐久島の雛まつり展 開催のお知らせ
2011年度全記録
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佐久島の雛まつり展
会期:
2012年2月11日〜3月31日
会場:弁天サロン・創作の間
会期中来場者数:約1000名
2010年に開催された「あいちアートの森 佐久島 雛のまつり展」をきっかけにスタートした佐久島の土雛と土人形、吊るし飾りの展示が観光客にも島民にもたいへん好評を得たので、今年も3度目になる「佐久島の雛まつり展」を開催した。訪れた観光客は雛飾りの前で記念撮影をし、島民も懐かしいのと季節を感じると毎年訪れる人も多い。
土雛や土人形を子どもが生まれた祝いとして贈る伝統は、戦前の佐久島で盛んだったもので、今は土雛が飾られることも少なくなった。佐久島の伝統文化の保護の役割もあり、今後も続けていきたい。
雛まつり会
開催日時:2012年3月3日
10:00〜17:00
会場:弁天サロン
参加人数:150名
「佐久島の雛まつり展」の関連行事として、佐久島のある三河地方全域で雛菓子として古くから親しまれている「伊賀まんじゅう」150個を弁天サロンの来場者へふるまう「雛まつり会」も今年で3回目を迎えた。当日は、弁天サロンの開場とともに、島の子どもたちが伊賀まんじゅうを目当てに飛び込んできた。毎年の行事ということで、楽しみにしてくれる島民も多かった。
スタッフが雛まつりらしく華やかな和服姿でお茶とお菓子をふるまい、雛かざりの前で記念撮影をする観光客の写真を撮ったりした。
島のお年寄り、特に女性たちは、2009年のワークショップで吊るし飾りの制作に参加してくれた人も多く、毎年自分たちが作った吊るし飾りと、それを喜ぶ観光客を見るのが楽しみのようだ。佐久島でアート巡りをする観光客は20代から30代の若い女性が多いため、雛飾りや雛まつり会のような行事はたいへん好評である。
来場者の中には和服姿の客もちらほらあり、佐久島の雛まつりを自分たちなりのやり方で楽しんでいるようだった。季節感あふれるこの企画は今後も続けていきたい。
(文責:オフィスマッチングモウル
内藤美和)