三河・佐久島アートプラン21
佐久島体験2011 祭りとアートに出会う島
猫野ぺすか×テラオハルミ
『佐久島・鯉のぼり展』
写真リポート
『佐久島・鯉のぼり展』の展示風景
猫野ぺすか作品 テラオハルミ作品
佐久島を象徴する黒壁集落の風景を背景に泳ぐアートな鯉のぼりたち
関連情報
猫野ぺすか×テラオハルミ『佐久島・鯉のぼり展』 開催のお知らせ
2011年度全記録
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猫野ぺすか/テラオハルミ
『佐久島・鯉のぼり展』
会期:2011年4月23日(土)〜5月29日(日)
会期中見学者人数:1800人
三河・佐久島アートプラン21では、島の祭りと連動するプログラムを行う他、アサギマダラの観察、佐久島の雛まつり展など、季節を意識した企画も行ってきた。昨年度から雛まつり関連の展示やイベントをスタートさせたが、本年初めて「端午の節句」に関連した展覧会とイベントを開催した。
「三河湾の黒真珠」と呼ばれる佐久島の黒壁集落の風景をパネルにし、その上に二人の女性アーティスト、猫野ぺすかとテラオハルミによる「鯉のぼり」の平面作品を取り付けることで、あたかも佐久島の空にアーティストによる鯉のぼりが泳いでいるような風景を弁天サロン内ギャラリーに創出し、同時に開催されたぬり絵会で描かれた多くの鯉のぼりが作品の周りをにぎやかに彩った。
版画家である猫のぺすかの作品には、水の中で泳ぐ鯉のぼりと、すがすがし季節の植物も同時に描かれている。平面、立体ともに手掛けるテラオハルミは、独特の色彩感覚で、鮮やかな鯉のぼりを描いた。実際に佐久島の空を泳いだらどんなに楽しいだろうと想像させる展示となった。
(文責:オフィスマッチングモウル
内藤美和)