2005.1/3
あけましておめでとうございます。
年末から年明けにかけてお食事会が続きぐったりの松岡です
12月の24日の夜から三日間家族親戚友人が集まってクリスマスを祝い、胃が疲れたまま新年を迎えました。そして1月6日の『公現節』 (カトリックの大切な祝日)までおめでたい感じが続きます。
僕はどこで食事してもどの国に行っても「もっと食べなさい。」とか「おかわりどうですか?」、「もっと食べますか?」とやたらに聞かれる。大勢で食事していても、招いてくれた人や店員さんは僕の方を見てそう言う。日本だけならまあ仕方ないが、海外で遥かに僕より大きな人がいてもじっと僕の目を見てそう聞いてくる。食いしん坊万歳キャラなのか。日本代表としては笑顔でそれに応え、強い日本をアピール。意外と大食漢ではないのに。滞在中この胃がもってくれる事を祈りたい。
イラク戦争やイスラエル、そして津波のことはこちらでも大きく報道してます。こちらの映像は日本よりも辛辣なものがおおく、死体などの悲惨なものをそのまま流しています。かなり強烈なので、子供たちに見せないように親たちはすごく気を使っています。日本同様年末には「2004年の重大ニュース」を各テレビ局はこぞって流しており、3月のテロの事を連日時間をかけて放送してました。いまだにわかっていない事が沢山あり、複雑な問題になっているようです。
とにかく気がついたら2005年。バルセロナ滞在も4ヶ月を越え、言語に苦しみつつすっかり街になじんでおります。7月には一つ個展をする事になったし、その事も頭に浮かべながらぽつぽつと作品をつくろうかと思います。こたつを恋しがり夜のコンビニエンスストアの明るい店内に思いを馳せながら、きょうも青いバルセロナの空を見上げるのでした。
本年もよろしくお願いします。
松岡徹 2005年1月3日。
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バルセロナの港で。年末に髪を切りま
した。
誰でも知ってるグエル公園。アントニ・
ガウディ・イ・コルネット作。
知らない人も多いサン・パウ病院。リュ
イス・ドメネク・イ・モンタネール作。ガウ
ディとともにモデルニスモ建築の巨匠。
病院には思えない。お金かけ過ぎ。
夜、サン・パウ病院からサクラダ・ファミ
リア聖堂にまっすぐつながるAvinguda
de Gaudiを歩く。年末年始らしいイルミ
ネーション。多分、東方の三博士。
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