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松岡徹のバルセロナ日記 22

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2005.6/24 明日から個展がはじまります。すでに案内のメールが届いた事と思いますが、６月27日から９月末まで毎週土日だけやってますので、学校の帰りや買い物のついでに……、何かのついでがありましたらぜひ行ってみて下さい。といってもバルセロナから車で２時間もかかるので、日本からだと２０数時間かかります。ちょっと行けそうにない人は帰国後大阪、岡崎、東京、佐久島と、秋から展覧会が続きますのでぜひそちらで見て下さい。 　 もともとこの一年は制作に追われずに自分と向き合ってとにかく素直に制作したり、考えたり、思ったりしたいと思ってきたので、展覧会はしないでおこうと思ってました。バルセロナの町中のギャラリーからも誘われたのですが、時期が合わないのと、インチキな感じのするギャラリスト （単に合わなかった） だったので断ったり （贅沢な！） してました。 　 でもなぜやることになったのかと言うと、あまり制作に追われたくなかった私にはちょうど良い大きさのギャラリーだったこと、場所が気持ちのよい田舎だということ、なによりJaume （友人） にそそのかされてやることにしたのですが、だんだんやりたい事が溜まってきたので今はやる事にして良かったと思ってます。展覧会をすることでさらに多くの人と作品を通して会うこともできているし、いろいろ新しい話も浮かんできておりわくわくしております。 　 そんなわけで、搬入も無事に終わり今はすこしほっとしている感じです。そんな時にタイミングよく、昨夜はサンジョアンのお祭りで友人の家で深夜までパーティーでした。町中朝方まで爆竹を鳴らしたり、花火をあげて祝うのです。小さな子どもも日本の倍くらいの大きさの爆竹をならしたり、アパートの上から花火を投げたり、テロのような、戦争地帯のような騒ぎが朝まで続いておりました。搬入も終わりかなりリラックスしていたのもあって、僕もたくさん爆竹を浴び、花火を打ち上げたりした所為で、今日はまだ耳がおかしいです。そしてお昼を過ぎてもいつもおしゃべりで騒がしい町がシ〜ンとしていて不思議なくらいです。 　 バルセロナ滞在も残すところあと一ヶ月と少し。やりたいことはまだ山のようにあるし、時間はたりません。でも残りもしっかり楽しんでいこうと思っております。ちなみに展覧会のオープニングが終わると月曜からベニス、パリと行ってきます。またいろんな人に会えそうだし、良い作品も見られそうで楽しみです。 　 帰ったらまた日記書きます。ではまた。

制作風景。ほとんどこのスペースにこ 　 もって作業してます。半地下にあるた 　 め、涼しいのです。 　 制作風景。アトリエ内には広いスペー 　 スがありとても快適です。 　 搬入中。またちゃんと写真をお見せし 　 たいと思ってます。 　 搬入後、プールでひと泳ぎ。カエルも 　 一緒に泳いでおりました。

　
　
　　　　

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