
本日の担当:池田
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週刊 モグラ屋通信 第123号 2005.9/12
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万博でものすごい人ごみを体験。先日9月3日(土)の入場者数は開幕以降最多の249,873人だったとか。この日は愛知県館のおまつり広場で「岡崎市の日」というのがあって、ジャズコレクションの紹介が行われるということで半分関係者として出かけたんだけど、とにかくものすごい人の数。大げさでなく人で地面が見えない。どこもかしこも行列で、行列でないところも行列のように人がいて、ふつうに歩けない。だいたい駅から会場までのシャトルバス (リニモより断然待ち時間が少ない) から大行列で、きびしい日差しの中を待ち続けようやく乗ったバスが会場にたどり着くのにも渋滞。かなり多くの人が万博八草から歩いていました。で、到着後、もちろんゲートも大行列で大混雑。子どもは泣くわ、お年寄りはぐったりしてるわで、すでにスタート時点からみんなエネルギーを使い果たしているかんじ。いやいや大変な日に出かけてしまいました。
そんな人の波をかきわけて、ようやくおまつり広場までたどり着き、やっと気分が落ち着いて、トイレへ行ってみると、もちろん行列。気を取り直して飲み物を買おうと自販機に行ってみても行列。しかも手に入れたポカリスエットがぬるい。となりで業者がジュースを補充してるからヤバイなと思ったけど……。冷える間もないジュースたち。ぬるいポカリスエットってまずいんだよね。がっくり。
人びとはみんな砂漠をさすらう難民といったところ。水を求め、食料を求め、トイレを気にし、休憩場所を求め……。みんな通路脇の地面に座り込んでたなあ。ある家族なんか、ほとんど通路のまん中に座り込んでお弁当食べてました。なんちゅうか度胸いいというか、開き直ってるというか、ちょっと狂っているというか。まあでも私も気が狂いそうになりました。人の多さに頭痛がしたもんね。あんだけ人が密集していると、おかしくなると思います。人間の本質というか限界というか、そういうのを垣間見た気がします。
そんなこんなで、すっかり戦闘意識を削がれ、よそのパビリオンを見る気も起こらず (というか見れない) 、用事をすませて早々帰宅。けっきょくおまつり広場直行直帰に終わりました。
もう万博会場へ行くこともないと思うけど、今回の愛・地球博とはなんだったのか。私の感想は、万博の内容よりも万博に関わった人のほうがだんぜん面白かったということかな。いちがいには言えないけど、会場のボランティアやスタッフが、開幕当初にくらべると、ますます生き生きしているような気がしました。普通にしていたらちょっとサエナイって感じの人も (失礼) 、明るく元気に大声で接客している姿は見ていて気持ちがいいです。会場がどんなに混雑していても、パビリオンが見れなくても、なんとなく会場全体の雰囲気がいいのは、スタッフの心持ちのせいだろうと思います。スタッフが感じいいと、お客さんもみんな行儀いいし感じがいい。そういうマンパワーというか、まあ大混雑の人のパニック状態も含めて、人間の面白さを感じられたことが私にとっては収穫でした。
ボランティアで万博に関わった人たちには、あたらしいネットワークが生まれ、万博終了後も活動を続ける団体が多いと聞くし、万博に出かけた、万博に関わったという共通の体験が将来いろいろなところで活かされ、話題になるんでしょう。何といわれようと名古屋人はやっぱり名古屋を愛してるからね。万博後の名古屋も注目されるといいにきまっとるがねー。
● 現在進行形の仕事
・ 三河・佐久島アートプラン21 『佐久島体験2005 祭りとアートに出会う島』 企画・制作
・ 岡崎市シビックセンター 内田修ジャズコレクション 展示コーディネート/継続中
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