三河・佐久島アートプラン21 佐久島体験2003 祭りとアートに出会う島 松岡徹ワークショップ
『不思議の佐久島大作戦 』 写真リポート |
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■ 開催日/
2003年9月4、11、18日 ■ 会場/佐久島小学校 校庭から、道路を隔てて海が広がる素晴らしいロケーションは、さすが島! ワークショップ1回目 紙粘土でもうひとつの佐久島を作ろう! アーティストの松岡徹さんが、佐久島小学校にやってきました。今日は、みんなといっしょに、想像の世界の佐久島を作ります。名付けて「不思議の佐久島大作戦」。 松岡先生はベニヤ板と発砲スチロールで、佐久島の模型を作ってきました。さあ、ここに、みんなの考えた不思議な佐久島、「こんなふうだったら楽しいな」と思う佐久島を紙粘土で作って、模型の上にはりつけてみよう。 いきなり「不思議の佐久島を作ろう!」と言われても、子どもたちも、すぐには思いつけないかもしれない……。そう考えて、松岡先生は作品づくりのヒントをいくつも用意しました。たとえば、「筒島には○○が住んでいる」というふうに。ヒントはメモにして、机の上にならべておきました。 でも、ヒントなんて全然必要ありませんでした。2年生の研君が山の上に大きな木を植えて、それを「木ザウルスだ!」と、どんどん進化させていくと、みんなもつられて、楽しいアイデアがどんどん出てきました。 だれかが何かを思いつくたびに、みんな大騒ぎ。秋葉山の上には、別荘ができました。別荘の上に寝ているのは松岡先生かな? あれ、空にウンコを飛ばしたのは誰だ? 楽しい佐久島がどんどん出来てきます。松岡先生が持ってきた竹ひごは子どもたちのお気に入り。空には、どんどんいろいろなものが飛びはじめました。 6年生の康太君は、地球や火星などの惑星を作りました。この夏、火星が地球に大接近したことも、みんな知っていました。佐久島は、星がきれいに見えるからね。 ワークショップ「不思議の佐久島大作戦」1回目終了。子どもたちはこんな楽しい佐久島を作りました。はじめの佐久島模型と比べてみてください。島のまんなかにあるアーチ型の建物は、みんなの大好きな佐久島小学校です。 ワークショップの2時間は、あっという間でした。「2時間もやると、みんな飽きちゃうかなぁ?」、松岡先生はちょっと心配していましたが、子どもたちは休み時間も取らないで、夢中で作りました。ものすごい集中力です。やったね! 松岡先生と記念写真でハイ、ポーズ。 ワークショップ2回目 紙粘土に色を塗ろう ワークショップ2回目は、作った粘土に色をぬります。みんな、真剣です。 女の子チームは、やっぱりかわいい色を選びますね。ふたりで、西の大明神のあたりをつくりました。そこだけ、お花が咲いたみたいです。 だんだん色が付てきました。でも、紙粘土で自由にかたちを作るのとちがって、色をぬるのはちょっと時間がかかります。紙粘土ではりきって、いろいろ、たくさん作ったからね。でも、あと少しだよ。 ワークショップ「不思議の佐久島大作戦」2回目終了。佐久島小学校の協力で、翌週の図工の時間をいただいて、すべて子どもたちの手で完成させました。佐久島小学校全校児童10名で作り上げた、もうひとつの佐久島です。 (文責:オフィス・マッチング・モウル 内藤美和) ◆『不思議の佐久島大作戦展』 開催のお知らせ ワークショップで子どもたちがつくった「不思議の佐久島」のパノラマ模型を公開します。子どもたちががんばった成果をご覧下さい。 会期: 10月4日(土)〜12月7日(日) 会場: 弁天サロン内ギャラリー(月曜休) 会期中出張展示(「一色町文化祭児童生徒作品展」11月1日(土)、2日(日)、会場:一色町B&G海洋センター)のため、10月31日(金)〜11月4日(火)はギャラリー内に作品がございません。ご了承下さいませ。 |
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■ 2003年度全記録へ ■ TO HOME ■主催: 幡豆郡一色町 ■共催: 一色町大字佐久島・島を美しくつくる会 ■企画・制作: 有限会社オフィス・マッチング・モウル |
子どもたちの夢があふれている |
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