三河・佐久島アートプラン21
佐久島体験2006 祭りとアートに出会う島
 
松岡徹ワークショップ
『またまた佐久島のお庭の小道をつくろう!!』
写真リポート
 
     まずタイルを選びます      選んだタイルをハンマーで割ります
 
  おっかなびっくりでタイル割り     センメントを流して下地をつくります
セメントが柔らかいうちにタイルの破片を埋め込む。子どもたちも挑戦!   ワークショップを「ぴあ」で知ったという女性グループ。お皿も持ってきたの
親子、友達グループ、カップル、いろんな人たちの手で新たな小道が完成

 
 
 
【関連情報】
 松岡徹展 『佐久島のお庭 ―夏雲奇峰の巻― 』 開催のお知らせ
 松岡徹展 『佐久島のお庭 ―夏雲奇峰の巻― 』写真リポート

 松岡徹展 『佐久島のお庭(2005年度)』写真リポート

 
 
【同時期開催】
 佐久島アート・ピクニック 2006
■ 2006年5月6日(土)
  13:00〜15:00

  ※5月7日は雨天のため中止
■ 会場/佐久島島内 大島
■ 講師/松岡徹
■ 参加人数/25名
 
 
アタラシイ小道
 
2006年1月下旬から3月はじめまでおこなわれた『佐久島のお庭』アーティスト・イン・レジデンスの中で、お庭の背骨部分といえる“小道”をつくるワークショップを開催した。今回はその第二弾。前回は、まるで映画『オズの魔法使い』のようにおとぎ話の中にでてくるようなクネクネ道だった。今回の小道は“飛び石”タイプだ。
 
クネクネ小道が途切れた場所は、ゆるやかな斜面になっている。その斜面を登るための小道はすべて“飛び石風”につくられている。前回は島民の使ったお皿と島の海岸で拾った小石を埋め込んだが、今度は名古屋の方が寄付してくださったタイルを材料に選んだ。
 
 
飛び石をつくる
 
飛び石の小道のつくりかた。まず、松岡徹が飛び石の大きさや配置を決めて地面に線を引く。ベニヤ板を細長く切って丸くしたものを指定のサイズにして配置。そこに強度を増すためのワイヤーメッシュを引く。下地になるセメントを流し込む。ここまでが事前準備。
 
ワークショップの参加者は25名。小さな子どもから小学生。若い女性のグループや、カップルなど年齢もさまざま。まず、たくさんのタイルの中から、自分の好みのものを何枚か選んでもらいます。選んだら、ハンマーで細かく割ろう! これがはじめはちょっとドキドキします。子どもたちはおっかなびっくり。でも慣れてくると上手に割れます。
 
たくさんの飛び石の中から、自分がつくりたい場所を選んでもらいます。そこにセメントを流し込み、表面を平らにします。その上に、色、かたちなどバランスをとりながら、割ったタイルをモザイク状に埋め込んでいきます。セメントはやや固めなので、タイルの上に指を置いて細かく振動させるとぐずぐずとセメントの中に埋もれていきます。これぞ液状化現象!!
 
そんな風に大人も子どももそれぞれ、自分のセンスで飛び石の小道づくり終了。予想以上に作り手の個性が出ました。『佐久島のお庭』を訪れたら、飛び石の小道を歩いて(飛んで)みてください。ワークショップも楽しくできたけれど、完成した小道もまた楽しいものになりました。

(文責:オフィス・マッチング・モウル 内藤美和)
 
 
 
 
 2006年度全記録
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■主催: 幡豆郡一色町
■共催: 一色町大字佐久島・島を美しくつくる会
■企画・制作: 有限会社オフィス・マッチング・モウル

こちらも若い女性グループ。ひとりひと小道を制作しました。
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