三河・佐久島アートプラン21 佐久島体験2008 祭りとアートに出会う島 『南川祐輝と
おひるねハウス メンテナンス&レクチャー』
写真リポート 1
|
||||
写真リポート 2ヘ 【関連情報】 ● 『南川祐輝とおひるねハウス メンテナンス&レクチャー』 開催のお知らせ ● 『南川祐輝とおひるねハウス メンテナンス&レクチャー』 写真リポート 2 【参考情報】 ● 『おひるねハウス』 2004年制作リポート ● 『おひるねハウス』 2004年写真リポート ● アノニマスアーキテクチュアスタヂオ (南川祐輝の設計事務所) 【同時期開催】 ● 佐久島アート・ピクニック 2008 |
■ 開催日時/
4月19日(土)10:00〜16:00 ■ 作業場所 : 佐久島西地区 石垣海岸 ■ レクチャー会場 : 弁天サロン寄り合いの間 ■ 参加者人数 : 9名 ● お花畑の中で 2004年の完成以来、佐久島のアート作品の中でも抜群の人気を誇る南川祐輝の『おひるねハウス』。旅行雑誌や情報誌でもこれまで何度も取り上げられてきた。NTT西日本の情報誌の表紙を飾ったこともある。そんな愛される『おひるねハウス』も3年半経つと、ずいぶんくたびれてきた。 それもそのはず、『おひるねハウス』は完成時には「波打ち際まで徒歩5秒」というキャッチコピーを持つ、素敵だが過酷な環境に設置されているのだから。台風の襲来の度に「おひるねハウスはまだあるか?」などと島に連絡したりしたものだ。普通の風雨でなく、海水の大波をかぶり、それでもここまで耐えてきた。今日はそのがんばりをねぎらい、おニューみたいにしてあげる日なのである。 今回、メンテナンス作業に集まってくれた参加者は9名。そこに南川さんと企画スタッフ3名、一色町役場の担当者の総勢14名で作業スタート。小躍りしたくなるような晴天の下、現場である石垣海岸は一面ハマダイコンが咲き乱れていた。夢のようなその景色の中、『おひるねハウス』は花に埋もれるようにたたずんでいる。 まずは作業ができる空間分だけハマダイコンを引き抜くことに。ハマダイコンは野生化したダイコンなので、引きぬくとほっそりした大根が……。参加者の女性陣は食材にしようと大喜びだったが、その後かじってみたらもうスが入っていて食べられませんでした。残念っ。 始めに南川さんから作業手順についての説明。浮いてきた板を戻し、新たに釘を打ち直すチームと、箱の中に入ってペンキを塗るチームの2班に分かれて作業開始。途中どんどん観光客が来るのも『おひるねハウス』の人気ゆえ。まだ塗っていない箱に入ってもらうが、作業の音がうるさくておひるねどころではありませんね。せっかく来てくれたのに、ごめんなさい。 ● いい人も、そうでない人も でもお客さんたちは文句を言うでもなく、南川さんと記念写真を撮ったり、花を愛でたり、波打ち際で貝殻を拾ったり、のんびりと過ごす人も多かった。カップルとか、友達とか、いろいろな人たちが来てくれたけど、なんかみんな佐久島の楽しみ方を知っているなぁ、と改めて思う。 そういう素敵なお客さん達に遭遇した後、ペンキを塗っていると、『おひるねハウス』に落書きをいくつか発見。相合傘と「ずっといっしょにいようね」という頭の悪いメッセージがっ!! 「こんな公共道徳心のないカップルは許せんっ。別れろっ」と落書きしたバカップルに呪いをかけておいた。 気を取り直して作業続行。約2時間で釘打ちと箱の内部のペンキ塗りがだいたい終了したのでいったん作業を中断して弁天サロンでみんなで昼食をとることに。ほぼ全員ペンキだらけの顔で午前中の作業終了。 (午後の作業リポートへつづく) |
|||
■ 2008年度 全記録 ■ TO HOME ■主催: 幡豆郡一色町 ■共催: 一色町大字佐久島・島を美しくつくる会 ■企画・制作: 有限会社オフィス・マッチング・モウル |
名古屋から来た女性二人組はおひるねハウスをバックにシャボン玉で遊んでいた。何てのどかな。 |
|||
All Photos Copyright © KOUMURA, Masayasu.
All Contents Copyright © Office Matching Mole Inc., All Rights Reserved. |