三河・佐久島アートプラン21 佐久島体験2010 祭りとアートに出会う島 南川祐輝 『イーストハウス 2』
開催のお知らせ
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会期 : 2010年8月14日(土)〜11月28日(日) 野外作品につき常時見学可。会期終了後は常設設置。 会場 : 大島桟橋ポケットパーク (東渡船場より徒歩5分) 「おひるねハウス」の南川祐輝による佐久島的東屋 「佐久島のお庭」や梅園のある大島へは、全長340メートルの桟橋を渡っていきます。満潮の時には、海の上に浮かんでいるようなその桟橋の丁度中程に、幅12メートル、長さ90メートルの細長い空き地があります。 その空き地は、ずいぶん昔はウミガメの産卵場所でしたが、ウミガメも来なくなった後は、島民のゴミ捨て場と化していたそうです。その後埋め立てられ、佐久島でアートプロジェクトがスタートした頃は、ゴミの焼却場でした。当時は、可燃ゴミの回収、というものが行われておらず、不燃物や粗大ゴミ以外のゴミは、すべて島内で燃やされていました。 可燃ゴミの回収が行われるようになってからは、この場所はただ、何もない空き地になりました。そこに、2010年2月、あいちアートの森事業・佐久島プロジェクト(主催:文化庁、あいちアートの森実行委員会。愛知県内6ヶ所で開催)の一環として、「イーストハウス」という「東屋(あずまや)」が作られました。制作者は建築家の南川祐輝。おひるねハウスの設計者です。 当初から、数期に分けての制作を考えていたのですが、今回の二期工事で全容が明らかになります。長さ90メートルの敷地内の南北にひとつずつ東屋が建てられ、その間を60メートルに及ぶ長〜いベンチが繋ぎます。対岸におひるねハウスを望むあらたなのんびりスポットの基調色は海と空の青さに映える「白」。 公開制作の後、塗料が乾くのを待って8月14日からは常設設置となります。 ※ 設置場所の大島桟橋ポケットパークは、東西渡船場と弁天サロンで無料配布される「佐久島アートピクニックMAP」、「佐久島体験マップ」をご参照ください。 【関連企画】 ■ 公開制作 どなたでも見学できます 8月1日(日)〜4日(水) 雨天以外の日中 会場 : 大島桟橋ポケットパーク 南川祐輝も作業に参加。昼食時はどこかの食堂におります ■ 説明会&交流会 参加自由/申込不要/無料 9月4日(土) 15:00〜16:30 会場 : 大島桟橋ポケットパーク 南川祐輝による作品説明の後、交流会。 雨天の場合は弁天サロン(西渡船場徒歩4分)で開催。 【関連情報】 ● 南川祐輝 『イーストハウス2』 写真リポート 【同時期開催】 ● 佐久島アート・ピクニック 2010 ● 佐久島弘法プロジェクト |
展覧会ポスター ■ 2010年2月完成の南側東屋 360度眺望の屋上。風が心地よい ■ 会場の大島桟橋 干潮時の大島桟橋。この真ん中辺 南川祐輝 MINAMIKAWA,Yuki 1969年福井県大野市生まれ。名城大学理工学部建築学科卒業。1996年アノニマスアーキテクチュアスタヂオ設立(2009年南川祐輝建築事務所に改称)。2008年〜愛知県立芸術大学非常勤講師。水俣メモリアルデザインコンペ 優秀賞(1995)、第9回 愛知まちなみ建築賞(2001)、第19回 すまいる愛知住宅賞(2007)、第21回 すまいる愛知住宅賞 愛知県知事賞(2009)、愛知建築士会「小さな建築」 最優秀賞(2010)。新潟 水と土の芸術祭2009、あいちアートの森(2010)に参加。 南川祐輝建築事務所 ウェブサイト http://www.k2.dion.ne.jp/~anonym/ |
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■ 2010年度 年間スケジュール ■ TO HOME ■主催: 幡豆郡一色町 ■共催: 一色町大字佐久島・島を美しくつくる会 ■企画・制作: 有限会社オフィス・マッチング・モウル |
白く切り取られた景色。対岸にはおひるねハウスが見えます。 |
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