三河・佐久島アートプラン21
佐久島体験2015 祭りとアートに出会う島
『雛まつり会』
写真リポート
今年もにぎやかに土人形が来場者をお出迎え 雛壇前の緋毛氈は記念撮影スポットです
かわいい女の子にあちこちからカメラが向けられ いろんな土人形に興味津々の子供
これが三河地方の雛まつりにかかせない「伊賀まんじゅう」。黄・赤(桃)・緑の餅米がON
弁天サロンに続々とやってくる観光客のみなさんにも伊賀まんじゅうと熱いお茶を召し上がれ!
たくさんの人たちが旅の思い出に雛飾り前で記念写真を撮りました。一足早い春の気配とともに
関連情報
『佐久島の雛まつり展』開催のお知らせ
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2015年度年間スケジュール
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イベント名称:雛まつり会
会場:弁天サロン
開催日時:2016年3月5日(土)
10:00〜16:30
参加者:120名
春の訪れを告げる華やかな人形展示
2010年2〜3月、10名のアーティストが参加する『佐久島 雛のまつり』展(主催:文化庁・愛知県)の開催時、佐久島の土雛・土人形の展示と吊し飾りの制作を行った。来場者にも、島民にもたいへん好評だったため、翌2011年から三河・佐久島アートプラン21のプログラムとして『佐久島の雛まつり展』を早春の行事として取り入れた。今年で6回目の開催となる(2月23日〜3月31日)。
期間中、桃の節句に近い休日の3月5日に三河地方の雛菓子「伊賀まんじゅう」で来場者をもてなす『雛まつり会』が開催された。伊賀まんじゅうの上部は黄・赤・緑の餅米で覆われている。これは「菱餅」で使われる三色(白=長寿・子孫繁栄、赤=魔除け、緑=厄除け・健康)と同じような意味が込められているのだろう。
金屏風と吊し飾りで華やかに演出された土雛の前に敷かれた緋毛氈は、展示期間限定の撮影スポットだ。『雛まつり会』の日も、訪れた観光客が思い思いに記念撮影をしていた。特に子供連れの家族には好評だった。最近はお内裏様とお雛様だけを飾る家庭も増えているのでめずらしいのだろうか、子供達もこのにぎやかな展示の前で楽しそうにポーズを取っていた。
『雛まつり会』当日は天候もよく暖かな日だったので、多くの観光客が佐久島、そして弁天サロンを訪れた。そのため例年より早い時間に用意していた伊賀まんじゅうはすべてなくなった。初めて伊賀まんじゅうを見る・食べる人も少なくなく、土雛・土人形とともに地域の文化を紹介できたよい機会になった。
(文責:オフィスマッチングモウル
内藤美和)