展覧会 : ふるかはひでたか展 『岩瀬文庫×アート+食』
会 期 : 2017年2月11日(土・祝)〜3月12日(日)
     [9:00-17:00] 月曜休館 入場無料

会 場 : 弁天サロンギャラリー(西渡船場下船徒歩4分)

   本展は、佐久島で個展やグループ展で何度も発表しているアーティスト・ふるかはひでたか が、西尾市岩瀬文庫の所蔵品の中から“食”をキーワードに、明治期の和菓子デザイン集「菓子模様帖」、幕末の絵師・一英斎芳艶による時江戸の名物店を紹介したすごろく「新版御府内流行名物案内双六」、幕末京都に活躍した本草学者・山本章夫による「果品」から、着想を得た作品を展示します。
 展示される作品のうち、「菓子模様帖」から制作された漆の菓子皿9点は、3月4、5日に弁天サロンの中庭で開催されるお茶会(「おみくじ茶会/白いおひるねハウス」)で実際に使用されます。

 右の参考作品画像「新版日本橋名物老舗案内双六」は、江戸時代の引き札(広告)をすごろくにした「新版御府内流行名物案内双六」を、ふるかはひでたかが現代の日本橋の名物や商店に置き換えながら、幕末の原本風に仕上げた2016年の作品です。
展覧会ではその「西尾版」が展示されます。現在の実在する西尾の名物やお店が、江戸時代の引き札を兼ねたすごろくさながらに「西尾食彩名物案内双六」として登場。
 他に、博物画集である「果品」の中から葡萄(ブドウ)の絵を選び、それを実際の葡萄を使って完全再現した「山本の葡萄」が展示されます。
 西尾の食と芸術に美術家が徹底的に挑んだ展覧会をご高覧いただき、存分にお楽しみ下さい。


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