三河・佐久島アートプラン21
佐久島体験2023 祭りとアートに出会う島
松岡徹
『佐久島のお庭 〜大波小波〜』
開催のお知らせ
会期 : 2023年10月8日(日)〜12月31日(日)
※ 展覧会終了後も常設で展示されます
会場 : 愛知県西尾市佐久島 大島
(東港渡船場から徒歩5分)
17年目の『佐久島のお庭』は5度目の進化を遂げる
ただの草むらだった大島に、『佐久島のお庭』が登場したのは2006年3月。お庭の中心には、佐久島をイメージした四つの山(大山、遠田 山、秋葉山、富士山)が築かれ、そこから海の守り神としての「海神さま」まで「陶片の小道」が作られた。同年8月には、新たな小道と「ベンテンチョウ」、そしてベンチとテーブルを置くサークル二ヶ所が追加される。
当初から、お庭の入り口からお山へ続くルートには両側に石を並べて仮設の小道が作られていたため、小道沿いには島民によって梅の苗木が植えられた。そこで、3年後の2009年には、仮設の小道を「タイルの小道」にバージョンアップし、成長して可憐な花を咲かせ始めた梅林の入口を完成させる。梅の成長は早い。美しい花園を堪能した後、たくさんの実は島民の手で美味しい梅干となってボランティアの来島者に提供されている。
2016年、完成から10年経って、土が盛られたお山をバージョンアップする。そしてスタートから17年後の今年、お庭全体の修復に加え、ふたつのサークルに「大波」と「小波」のふたつのベンチが制作された。この17年の間に、島には松岡作品が増えている。お庭とともに、他の松岡作品もお楽しみいただきたい
『佐久島のお庭 〜大波小波〜 』チラシPDFデータ
佐久島のお庭の変遷
第一期 お山(2006) 第一期 海神さまと陶片の小道(2006) 第二期 飛び石と全景(2006)
第二期 ベンテンチョウ(2006) 第三期 タイルの小道(2009) 第四期 お山リノベーション(2016)
【関連行事】
佐久島のお庭 〜大波小波〜 お披露目会/
アーティストトーク、交流会&餅投げ
開催日時:/10月8日(日) 14:00〜15:30
会場:大島・佐久島のお庭
参加無料・申込不要
松岡徹による作品解説の後、三河地方ではお祭りやお祝い事につきものの「餅投げ」を行います。お気軽にご参加ください。 (悪天候の場合中止となります)
同時開催
佐久島アートピクニック
佐久島弘法巡り
荒木由香里『昼間の星』巡り
2023年度 終了した記録
TO HOME
『佐久島のお庭 〜大波小波〜』ポスター
画:松岡徹
デザイン:ワイズコーポレーション
島内の松岡作品
松岡 徹 MATSUOKA, Toru
1968年愛知県岡崎市生まれ。名古屋芸術大学美術学部絵画科版画コース研究生修了。個展は「カリヤファンタジー計画」(2006/刈谷市美術館)、「どこかおかしい。コドモ山の秘密」(2008/おかざき世界子ども美術博物館)、奈義町現代芸術館(岡山)では「キオクノ山 蒐葉記〜ナギの巻〜」(2011)、「旅するカミサマ〜山ノモノ島ノモノ〜」(2022)他多数。
佐久島では「宝船さちかぜ」、「西港歓迎太鼓」、「むかしむかし」(以上はのぞき箱)、「佐久島歓迎 地福開円満」、「大和屋観音」、「クラインガルテンウェルカムスペース」、「ひだまり庵」、「海神さま」が常設展示されている。名古屋芸術大学美術学部准教授。岡崎市在住
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