開催期間:2023年4月〜2024年3月
弘法巡りスタンプシート配布場所 :
佐久島行き船乗り場、西港渡船場、東港渡船場、弁天サロン
所要時間:徒歩約3時間半 参加無料
一年中、伝統+現代建築な八十八ヶ所巡りを体験できます。
佐久島弘法巡りスタンプシート pdf_date ↑ ダウンロードできます。A3サイズで出力すると印刷物の原寸大。
大正5(1916)年、四国八十八ヶ所霊場佐久島に八十八ヶ所の小さな弘法の祠 (ほこら) が建てられ、今年は107年目を迎えます。黒壁の集落や静かな森の中に点在する祠をたどる道は、島の歴史と自然を満喫できるすてきな散策道でもあります。 時を経て、失われた祠も多く、10数年前には50数ヶ所を残すのみとなっていました。
そこで三河・佐久島アートプラン21では、2009年度から弘法さんの「家」である「祠」を建築の力を借りてよみがえらせる「佐久島弘法プロジェクト」を三ヶ年計画で開始しました。初年度にはみかんぐみの4人の建築家の作品が、島を巡る弘法道に4ヶ所設置され、その翌年には小川次郎、長岡勉によってさらに2棟の祠が造られました。
そして2011年度には、失われた土弘法をふるかはひでたか、松岡徹のふたりのアーティストが制作し、さらに、9棟の祠を名古屋で建築を学ぶ学生たちがリノベーションするに至り、ついに八十八ヶ所の佐久島遍路が長い年月を経て完全復活し、2016年には100周年を迎えることができました。
現在の佐久島弘法は、新たな祠14ヶ所、土弘法2ヶ所、弘法大師も奉られている阿弥陀寺、正念寺、崇運寺の3ヶ寺を合せた計19ヶ所をスタンプポイントに、八十八ヶ所をスタンプラリーで巡ることができます。
佐久島伝統の祠(煉瓦造りの近代建築)と現代建築による祠が点在する弘法道を歩く、新たな佐久島体験をどうぞお楽しみください。
お知らせ&注意事項
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スタート/ゴール地点
西渡船場(西地区)・東渡船場(東地区)
どちらでもお好きな場所から、お好きな時間にスタートしてください。渡船場では『佐久島体験マップ』と『佐久島弘法巡りスタンプラリーの地図と解説付きスタンプシート』を無料配布していますので、各祠の場所はそちらをご参照ください。
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19ヶ所のスタンプ・ポイントをじっくり回るには、3時間半ほどかかります。最終便の時間に気をつけてください。
- 弘法巡りルートの3/4は未舗装の山道です。
急な登り坂が多く自転車は危険です。徒歩でお回りください。
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弘法の祠を巡るルートは静かな森の中にあります。夏期は蚊が多いので虫除けスプレー常備、長袖でお回りください。舗装されていない道がほとんどなので、歩きやすい靴もお忘れなく。
同時開催
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