三河・佐久島アートプラン21
佐久島体験2006 祭りとアートに出会う島
 
 
『盆踊りおどり隊』 写真リポート
 
 参加者はビデオで“ヤートセ”鑑賞。盆踊りの先生は西地区婦人会の皆さん
 まずは、先生の踊りを見よう見真似で踊ってみます。初めはワラワラな感じ。
 
 もう一度先生の動きを確認します。  お年寄りからも細かい動きの指導が。
 では、もう一度踊ってみます。本番でかぶる編み笠をかぶって雰囲気満点。

 
 
【関連情報】
 『盆踊りおどり隊』 開催のお知らせ
 盆踊りおどり隊も参加 『ヤートセ』 写真リポート
 『新・提灯行列』 開催のお知らせ
 『新・提灯行列』 写真リポート
 『弁天祭り 2006』 開催のお知らせ

 
【同時期開催】
 松岡徹展 『佐久島のお庭 ―夏雲奇峰の巻― 』 開催のお知らせ
 佐久島アート・ピクニック 2006
 となりのおみせ プロジェクト 2006
■『盆踊りおどり隊』
■ 開催日時/参加者
2006年
下記の14:00〜15:30
7月16日(日)
/講師5名・参加者6名
7月30日(日)
/講師4名・参加者24名
8月 6日(日)
/講師5名・参加者11名
■ 会場/佐久島弁天サロン
           寄り合いの間

 
 
400年の伝統の盆踊り
先生は島の婦人たち

 
佐久島西地区にある崇運寺は徳川家康も訪れたという伝説もある浄土宗の古い寺院。島に唯一在住の住職さんが、365日、日没時に打つ梵鐘の音もまた島の名物です。そんな崇運寺の境内でおこなわれる盆踊り『ヤートセ』は、江戸時代の初めから踊り継がれていると伝えられる伝統の盆踊り。
 
佐久島は、江戸時代から大阪・江戸間を往来した千石船の停泊地としてにぎわった。『ヤートセ』も、そのような文化の交流の中から伝えられたと言われている。同時期、島に立ち寄った千石船の船員と島の娘の恋が、船員の遭難と娘の後追い自殺で終わるという事件があり、その悲劇を偲んで、お盆に『ヤートセ』を踊る風習が始まったとも。
 
そんな『ヤートセ』は、シンプルだけどそれだけにとりこになる不思議な魅力のある盆踊りです。代々特定の唄い手のナマの唄に合わせて踊るという特徴も。そんな魅力的な『ヤートセ』をもっと知ってもらおうと始まったのが、今年初めての試みとなる『盆踊りおどり隊』です。踊りの先生は西地区の婦人会のみなさんがかって出てくださいました。
 
同じアホなら……
 
踊らにゃ損々、というのはもちろん『ヤートセ』にも言える事。今回は、『ヤートセ』初体験の佐久島好きや盆踊りマニア、通りすがりの観光客などの島外からの参加者と、「きちんと覚えたい」という若い島民などが参加。始めは微妙な手足の動きにとまどい気味な参加者でしたが、コツをつかむとどっとはまっていきました。
 
講師たちも、改めて老人からの指導を受けるなど、島の伝統を島民自身が再確認する場面もあり、他方請うから楽しめた島民による伝統行事ワークショップとなりました。みっちり基礎を教えてもらったところで、8月15日の盆踊り本番へいざ!

(文責:オフィス・マッチング・モウル 内藤美和)
 
 2006年度全記録
 TO HOME
 
 
 
■主催: 幡豆郡一色町
■共催: 一色町大字佐久島・島を美しくつくる会
■企画・制作: 有限会社オフィス・マッチング・モウル

練習のあとは、さしいれのスイカを食べながら島民と参加者が楽しく交流
All Photos Copyright © IKOUMURA, Masayasu.
All Contents Copyright © Office Matching Mole Inc., All Rights Reserved.