三河・佐久島アートプラン21
佐久島体験2009 祭りとアートに出会う島
 
 
みかんぐみ
『佐久島弘法プロジェクト』 現地見学会
写真リポート
 
集合・スタート場所の佐久島東渡船場。 みかんぐみメンバーを紹介します。
 
最初に向かったのは曽我部さんの祠のある富士山。 散策道をぞろぞろと。
祠に到着。狭い山道にたくさんの見学者が鈴なりです。作品はどこにある?
 
曽我部さんの祠近くの丹梨海岸で「へんな石」を探す参加者。プチ登山。
秋葉山にて、竹内さんから祠についてのお話しを聞く参加者たち。晴天!
 
制作ボランティアの学生も完成した祠をカシャ。今度は海岸沿いを歩きます。
フラワーロード沿いのタルディッツさんの祠で、ジョークを交えた楽しいお話が
 
ビリーの小屋からのぞむ見学会のようす。大山ではすわるとこベンチで一服。
 
加茂さんの祠に到着。なんだか立派です!リサイクル階段も荘厳な雰囲気?
 
祠の説明をする加茂さん。マトリョーシカ、「顔なし」いろんなあだ名がある祠
  見学会終了。みかんぐみメンバーを囲み参加者全員で記念撮影です。

 
【関連情報】
 『みかんぐみ 佐久島弘法プロジェクト』 開催のお知らせ
 『みかんぐみ 佐久島弘法プロジェクト』 写真リポート 1
 『みかんぐみ 佐久島弘法プロジェクト』 写真リポート 2
 
【同時期開催】
 佐久島アート・ピクニック 2009
 あいちアートの森  佐久島プロジェクト 『 佐久島・雛のまつり 』


みかんぐみ
『佐久島弘法プロジェクト』
 
開催日/2010年3月27日
 
作品設置場所 :
大山 / 加茂紀和子
フラワーロード /
マニュエル・タルディッツ
秋葉山 / 竹内昌義
富士山 / 曽我部昌史

 
 
みかんぐみと歩く弘法道
 
素晴らしい晴天の午後、東渡船場に見学会の参加者たちが三々五々集まって来ました。「こんなにいい天気なのは、きっと弘法さんのご利益だね」、気分は盛り上がります。見学会では、昔から弘法巡りで親しまれてきたコースを中心に歩きました。東渡船場から、正念寺の前を通って阿弥陀寺に向かいます。
 

 
阿弥陀寺から上っていく細い山道が「富士山弘法道」。ここにはたくさんの祠がありますが、弘法大師像が不在の祠が多いのには、高齢化・過疎化の波を感じずにはいられません。
 
曽我部さん設計の祠は、富士山弘法道のメインルートから少し離れた場所にあります。祠からすぐのところには、おすすめスポットである丹梨海岸があり、祠が完成したことで、丹梨海岸への導線も確保されました。参加者たちは熱心に曽我部さんの説明を聞いた後、丹梨海岸で童心に返って「へんな石」を探しました。
 

 
富士山を下って、八劔神社を過ぎ入ヶ浦から秋葉山弘法道へ入ります。この急斜面は2009年度、一色町が散策道の整備を行ったため、階段も取り付けられて山頂(といっても標高32メートル)へ楽に登ることができるようになりました。
 
みかんぐみだけにみかん畑に設置されたのは竹内さん設計の祠。「どうしてこの形に?」と不思議に思う見学者たちに竹内さんのお話しに聞き入っていました。この場所は三河湾を見渡せる素晴らしい展望です。
 

 
秋葉山弘法道を西に下ると、一端メインストリートに出ます。ここから少しの間は海沿いの平地。観光気分で次なるタルディッツさんの祠へ。郵便ポストの形をした祠の隣には、島の人気者・山羊のビリーの小屋も新築されました。ビリーも新居が気に入ってくれたようです。
 
タルディッツさんいわく「ビリーは芸術がわかる賢い山羊」だそうですよ。 タルディッツさんとビリーは見学者の人気を二分していました。
 

 
最後に訪れたのが、大山のキャンプセンター跡地にある加茂さん設計の祠。付属施設として、階段と花壇も作られました。島の人からは「立派な祠が出来たね」と評判です。「マトリョーシカ」とか「顔なし」とか、可愛いあだ名が付きそうなこの祠にも、秘密の階段や円窓など、楽しい仕掛けがいっぱいです。
 
加茂さんのお話を聞いた参加者たちは、円窓から「空と海」を眺めたりして祠の仕掛けを楽しんだ後、みかんぐみメンバーを囲んで記念撮影をして、この日の見学会は終了しました。
 
(文責:オフィス・マッチング・モウル 内藤美和)
 

 
 2009年度 全記録
 TO HOME
 
 
 
■主催: 幡豆郡一色町
■共催: 一色町大字佐久島・島を美しくつくる会
■企画・制作: 有限会社オフィス・マッチング・モウル
「みかんぐみの皆さん、本当にありがとうございました」 関係者一同より

All Contents Copyright © Office Matching Mole Inc., All Rights Reserved.