三河・佐久島アートプラン21
佐久島体験2017 祭りとアートに出会う島
長岡勉[POINT]『知識の蜂の巣』
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長岡勉[POINT]
『知識の蜂の巣』
アーティスト・トーク&交流会
会場:佐久島ナビステーション
会期:2016年10月1日(日)
14:00〜15:30
参加者数:48名
佐久島を飛び出した初めての佐久島アートとして、いよいよ『知識の蜂の巣』が一般公開される日が来た。私たちには作品を無事完成させるだけでなく、今後の作品見学がスムースに行われるため、事前の準備にもかなりの労力を割いていた。
佐久島には長岡勉による『佐久島の秘密基地/アポロ』を始め、『おひるねハウス』や『イーストハウス』など、建築家による体験型の作品を常設してきた実績がある。しかし『知識の蜂の巣』はそのどれよりも複雑な構造で、外から目の届かない空間も多い。
佐久島ナビステーションの立地を考えれば、観客の多くは当然さかな広場の客であるだろう。佐久島と違い、最初からアート作品を目的に訪れるのとは異なる客に対し、作品を体験するに当たって注意を促す必要があった。
「とても楽しい体験ができるけれど、遊具ではなくアート作品である」ということをまず理解した上で作品を体験してもらうことが重要だ。複雑な構造で注意をおこたると転倒で怪我をしかねない。わかりやすく安全を呼びかける説明ビデオを制作したが、実際に人を入れて注意すべき箇所を指摘してもらい、説明ビデオも第三者に見てもらう必要があった。
そこで、本来予定していなかった事前見学会を急きょ企画し、インターネットで参加を呼びかけて8月24日に事前見学会を開催した。参加者は作品を体験、アンケートに答え、丁寧な感想を伝えてくれた。作家も参加した事前見学会で得られた貴重な感想や指摘を元に、説明ビデオを作り直し、わかりやすく注意を促す看板やマークを多数設置するなど、10月1日の一般公開に向けた準備を整えることができた。
事前見学会で参加者からのアンケート結果を踏まえた見学者への注意映像や作品内の注意看板などを設置した約1ヶ月後に作品は一般公開され、初日に長岡勉によるアーティスト・トークと交流会を開催した。この日は会場である佐久島ナビステーションのオープンにもあたり、午前中には開場式も行われ、たくさんの来場者が長岡勉による作品解説を聞き、質問をしたり、いっしょに作品を楽んだ。
文責:内藤美和(オフィスマッチングモウル)