内藤です。いつの間にか11月。月日の流れるのは早いものじゃ……。ふぅ。などと言っているうちに、先月、オフィスマッチングモウルの2周年記念を迎えてしまいました。「おめでとう! わたしたち」と自画自賛してみる。今の若い人は知らないかもしれないけれど、昔々「体育の日」はモグラ屋の創立記念日である10月10日というきまりだったのだ。でも、今は違う。池田と私が「体育会系のアートなしごとをしよう」と、わざわざこの日を選んで活動を開始した意味は歴史の流れの中にうずもれようとしているので、とりあえず日記には書いておくとします。語り伝えよ!
しかし「体育会系」と最初に呪い(?)をかけたおかげさまで、オフィスマッチングモウルは3年目に入って、ますます体力勝負の会社へと方向付けされていることよなぁ。特に、今年の秋の池田の活躍は目覚しかったです。なにしろ3ヶ月の間に、静岡県、石川県、千葉県と3ヶ所(しかも方向はばらばら)の現場で担当している展示コーディネートの仕事をこなしていたのだから。その間、ワタクシ内藤は遊んでいたわけではなく、さまざまなデスクワークに追われていたのだけれど、とうとう1月には同時期に3つの現場をかけもちすることになりました。ああ、空間転移装置がほしいったらほしい。

さて、年明け仕事の怒涛のスケジュールを、本日めでたく公開させていただきます。まず、前回たいへん好評だった
トヨタ・アートマネジメント講座 、アゲイン。今回も名古屋セッションは、モグラ屋ことオフィスマッチングモウルが事務局を勤めさせていただきます。今回のタイトルは
『アートで、つながる ―芸術活動と地域社会を結ぶ橋渡し役・アートマネジメントの真相とは―』ウェブ上で参加申し込みもおこなっておりますので、どうぞよろしくお願いします。会場の愛知芸術文化センターで、みなさまとお会いできるのを楽しみにしております。
◆(写真上左:2001年11月7日。「太鼓祭り」の会場八劔神社にてモグラ屋のふたり。ボランティアにも配布した「島の楽団Tシャツ」はモグラ屋がせっせとアイロンプリントしたもの)
次に、本年度、モグラ屋がはじめて手がけたアートによる地域活性化事業
三河・佐久島アートプラン21 『佐久島体験2001 祭りとアートに出会う島』の第三弾、
八日講祭りと、
松岡徹展『サクシマ劇場』」 の最新情報が上記サイトで公開されています。ワークショップや夜会の紹介などもりだくさんの内容になっており、さらに太鼓祭りや小川信治展のレポートなど、今回は渾身の力作(自分でいうな)でございます。TAM名古屋セッションのウェブページと併せてご高覧くださいませ。来週中には、さらに
ファン・デ・ナゴヤ美術展2002『仲介者たち』 情報も、ウェブ上で公開予定。乞う期待。
内藤です。12月1日から、佐久島にて
松岡徹展『サクシマ劇場』がスタート(1月8日まで開催)。翌2日には、松岡徹による
ワークショップ『思い出の宝物』もにぎやかに開催されました。このワークショップでは、参加者それぞれが大切な思い出のかたちを粘土でつくり、松岡徹がそれを「型」にした照明作品を作るというもの。照明作品は年明け1月4日から、4日間だけ弁天サロン隣の古い漁具倉庫にて展示されることになります。ワークショップでは、大人も子どもも真剣に自分の大切な思い出や、好きなものをかたちにしていました。池田と私も参加しました。手を動かして何かつくるというのは、私たちにとっても久しぶりのことで、なかなか思い通りにいかなかったのですが、とても楽しい体験でした。ちなみに、池田の『思い出の宝物』は、池田における大切な存在である「おでん」の具から、三角形のこんにゃくを作っていました。私は、子どもの頃の遊び場だった田んぼにあった「積みワラ」です。これがアーティストとのコラボレーションでどういうものになるのか? 1月4日が待ち遠しいです。
そうこうしているうちに、
ファン・デ・ナゴヤ美術展2002『仲介者たち』の開催も一ヵ月後に迫ってまいりました。本日はこの展覧会のウェブサイトもオープンいたしましたので、どうぞご覧ください。モグラ屋初めての展覧会企画であり、私にとって思い入れの強いアーティストが参加してくれます。たくさんの方にこの展覧会をご覧いただければ、と思います。よろしくお願いします。
暮れも押し詰まり――っていうか、押し詰まりすぎよっ
(悲鳴)! なぜだか、30日の夜から事務所に泊まりこんで仕事をしている内藤です。それもこれもすべて、正月明けにどどっと押し寄せてくる仕事の準備のためなのですが、もっと余裕を持って準備をするべきでした……、と大晦日にひとりぼっちで盛大に反省会などしてみる。
◆(写真左:佐久島の紅葉――ではありません。これは海辺に干してあったヒトデです。畑で肥料にするとのこと。)
とりあえず、当面の
大仕事その1 は、1月5日から始まる
ファン・デ・ナゴヤ美術展2002『仲介者たち』 ですね。
本日夜やっとカタログが完成して事務所にどどっと届けられました。くぅ〜っ、やっと出来たか! あまりにも綱渡りなスケジュールであったな。今夜はこのカタログを抱きしめて眠ろう、あっ、徹夜か。展覧会カタログなのに、文語的アート文章は載っておらず、なぜかSFのショートショート
(SF作家の東野司氏による) が2編掲載されているという不思議なカタログになった。なった、っていうか、私がそうしたんだけども。余分な文章はなく、充実のオールカラー24頁。小説には、設楽知昭と小川信治による挿画も付いている。それで、500円という激安価格を設定したのは誰だ? 設楽さんだ。それにしてもなんというお得感だろう! しかも限定1200部
(ちょっと中途半端)。 これは、一家に一冊だな。というわけで、カタログは展覧会会場で販売しますので、どうぞよろしくお願いします。会場はナゴヤドーム隣名古屋市民ギャラリー矢田です。栄の市民ギャラリーに間違って行かないように。そういえば、
ファン・デ・ナゴヤ美術展2002『仲介者たち』 のオープニングの日って、隣のナゴヤドームでGLAYのコンサートがあるんだよね。夕方は会場周辺が大混雑するかもしれませんGLAYのせいで。2002年のモグラ屋最初のライバルがGLAYとは……。嘘。
◆(写真右:ヤギハシ――ではありません。これは佐久島で飼われているヤギのノンです。相棒のビリーと二匹で「のんびり〜」。すてきな名前が付く前は、農協の高橋さんに「自動草刈機1号、2号」と呼ばれていた)
大仕事その2 は、1月8日に三河・佐久島アートプラン21
『佐久島体験2001 祭りとアートに出会う島』 の第三弾、
八日講祭り です。八日講は、240年前から伝えられる伝統のある祭り。隅切り型
(正方形を2枚ずらして重ねたもの) の凧に「鬼」と書いたものを、厄男が弓で射って邪気を払うというものです。お祭りそのものは、島の行事ですが、今回私たちは神事の後に「猿回し」の芸人さんを呼び、さらにその晩、弁天サロンを松岡徹のワークショップで作られた作品で飾りつけ、「夜会」を催します。秘密の演出もあり。八日講はもちろん、夜会も参加自由の入場無料。どこがアートなんだ? なんて固いことは言いっこなしよ。平日ですが、お時間のある方は是非お越しくださいませ。静かな冬の佐久島の夜、ほっと心があたたまる時間をお過ごしください。
でもその前に、4日からは
松岡徹展 (1月8日(火)まで佐久島弁天サロンにて開催)の会期中に
松岡徹によるワークショップ「思い出の宝物」 で生まれた作品を展示する
特別展『思い出の宝物』 が、4日間限定で開催されます。詳細は上記のリンク先からご覧ください。古い漁具倉庫の中に100個ほどの和紙でできたさまざまなかたちのあかりがほんのり点ります。すでに、某カフェ・レストランの広告の撮影に使われることが決定。このレストラン自体が、トヨタの新車カタログのロケ地になったお洒落なところ。さ〜すが、目の付け所がナイスですな。
◆(写真右:佐久島弁天サロンにてくつろぐ展覧会オープング前の松岡徹。大きさを比較するために池田を並べてみました。って、池田はセブンスターかいっ)
大仕事その3 は、1月13日、14日に開催される
トヨタ・アートマネジメント講座 Vol.41 名古屋セッション ですが、この話はまた年が明けてから改めて。講座の募集定員にはまだ若干名空きがございますので、アート・マネジメントに興味がある方は、お早めにお申し込みください。
というわけで、今年もオフィス・マッチング・モウルと、このウェブサイトをご愛顧いただきましてありがとうございました。今年は、佐久島でのアート・プロジェクトに明け暮れた1年でした。そして大晦日の今日も、池田と私はふたりでゆく年くる年 in 佐久島。さて、来年はどんな年になりますでしょうか? とまれ、来年も引き続きモグラ屋をよろしくお願いします。では、みなさまの2002年がすばらしい年でありますようにお祈りしつつ。よいお年を!