
本日の担当:池田
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週刊 モグラ屋通信 第133号 2006.4/28
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いま岡崎で盛り上がっていることといえば、この4月から始まったNHKの連続テレビ小説『 純情きらり 』。ドラマの舞台が岡崎になっていて、岡崎名物八丁味噌の味噌蔵でロケがおこなわれたり、市民によるサポーターズ・ボランティアも数百人いるとかで、地元の全面的な協力態勢がひかれ、これを機に岡崎の名を全国に! といった盛り上がり。なんでも連続テレビ小説で愛知県が舞台になるのは初めてなんだとか。たしかに大河ドラマのような時代物 (戦国時代とか) でしょっちゅう舞台になっているから、なんとなく避けられていたのか。そのへんの事情はよくわかりませんが、とにかくNHK名古屋放送局あげての力の入れようなので、岡崎だけでなく、東海エリア全般では話題になっているようです。
先日も東京からお客さんがいらっしゃることになり、「いま話題の岡崎を観光したいわ」なんてリクエストをうけて、岡崎ツアーを実施。桜で有名な岡崎公園にお連れして、味噌料理をいただき、味噌蔵を見学するという基本コースをご案内しました。で、私も久しぶりに味噌蔵を見学し、味噌グッズいっぱいの売店に立ち寄ったわけですが、いやいやなかなか面白かったです。だいたい「八丁味噌プリッツ」というご当地プリッツ (あの大きいパッケージのヤツね) があることを私は初めて知った。そのお客さんいわく「これ美味しいのよ。名古屋に行く人がいたらいつも買ってきてもらうの」。たしかに気をつけて見てみると、駅のキヨスクとかで普通に売っている。知らなかったー。他にお菓子系なら、味噌まんじゅう、味噌キャラメル、味噌プリンとかがあって、こちらなら私も食べたことはある。まあ、それなりにみんな美味しい。
でもね、地元の人間にとっては、八丁味噌はやっぱり日常の料理に使うものであって、お菓子になっているとなんか違和感がある。小さいころ、お味噌汁というのは、ジャガイモなんかの具も茶色く染まってしまうような、この濃くて辛いものがあたりまえで、他の地域の薄い味噌汁を知って愕然としたっけな。また、ソースのかわりに揚げ物なんかにかけるチューブ入りの味噌ソースが常備されていて、ごはんにかけて食べるのが好きだった。冬にうどん屋さんに行けば、当然のように味噌煮込みうどんを頼んだし。そうそう、“寿がきや”が出している即席カップめんの味噌煮込みうどんは美味しい。
そうなんです。私の味覚は、どっぷり愛知県人。私の知り合いは、名古屋の味を良く言ってくれる人が少ないから、これまであまり公言しなかったけど、私は味噌煮込みうどんも、あんかけスパも、小倉トーストも大好きです。鉄板イタリアスパも、きしめんもういろもね。名古屋の味で育ち、それが美味しいと思えるの。悪い? 小さいころにすり込まれた味覚は、一生変わらないんだろうね。本物の料理人を育てるなら、赤ちゃんの頃からちゃんとしたダシの味を覚えさせなきゃならないって話も聞くし。
そんなこんなで、話はそれましたが (最初からそれてるよ) 、とにかくまちおこしにはその土地ならではの食べものが欠かせない!とつよくつよく思うわけです。やっぱりそこに行かなきゃ食べられないっていうのは、アートと共通する魅力だからね。
ああ、寿がきやのラーメンが食べたい!
◆ 現在進行形の仕事
● 三河・佐久島アートプラン21 『佐久島体験2006 祭りとアートに出会う島』 企画・制作/4月28日更新
● 岡崎市シビックセンター 内田修ジャズコレクション 展示コーディネート/継続中
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