三河・佐久島アートプラン21 佐久島体験2002 祭りとアートに出会う島 七福2002 展 写真リポート 4
中川佳宣
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1 小川信治 作品へ 2 栗本百合子 作品へ 3 竹内忍 作品へ 5 平田五郎 作品へ 6 松岡徹 作品へ 7 松蔭浩之 作品へ 【関連情報】 ● 『七福2002 展』 ● オープニング特別イベント 『アーティスト対抗・激突料理バトル』 ● 同時期開催 『弘法巡り+アート・ピクニック』 |
中川佳宣ビューポイント/
大島管理棟 作品名: untitld ( sample ) 1:50000 サイズ:48×60×13 cm 素材:キャンバスに油絵、アクリル、 綿、蜜蝋、ガラス、木、地図、 トレーシングペーパー 2002年 作品名: untitld ( sample ) 1:25000 サイズ:48×60×13 cm 素材:キャンバスに油絵、アクリル、 綿、蜜蝋、ガラス、木、地図、 トレーシングペーパー 2002年 作品鑑賞のヒント 中川佳宣は、大島にある釣りセンターの管理棟をビューポイントにしています。けれど、中川は、管理棟の上空500メートルくらいに視点を設定して、海の中にうかぶそのかたちを、あらためて見つめなおしています。 あなたも、鳥のように、上空から佐久島を眺めたところを想像してみてください。理科の実験に使うシャーレに入った佐久島は、何か特別な場所、何かが静かに育っているようすを、イメージさせるかもしれません。 (七福2002展/鑑賞の手引きより) 中川佳宣からのメッセージ 私が居を構えている所は、滋賀県の田園地帯です。静かな棚田の水面を見ていますと、映り込む風景や流れる雲、その上をたなびく稲の姿など、とても静かに移り行きます。 今年の3月、初めて佐久島に渡った時はとても波の高い荒れた海の日でした。2度目はわりと穏やかでしたが、それでも波は琵琶湖の波とはくらべものにはなりません。海の水面は様々な方向ヘと流れて行きます。私にとって水面は、見つめたり眺めたりするものですが、海で暮らす人たちはそんな悠長なことはいってられないのだろうと思いました。漁師の方が舵を操るとき、網入れをするときには「潮の流れを読む」ということを海面をじっと見つめていますとよく理解できます。 私が見ようとする水面の様子に、島の皆さんをお誘いするにはどうしたらよいものかと考えました。「静かに池に睡蓮が浮かぶような様子」このような水面の様子を佐久島の自然の中に見い出すことは難しく、そうなればかなり高いところから島と海とを眺めてみることが出来れば、ということに気がつきました。鳥になるか、あるいは飛行機に乗ったつもりで眺めてみて下さい。そして、皆さんの視点で読み取ってみて下さい。 (七福2002展/鑑賞の手引きより) |
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■ 2002年度全記録へ ■ TO HOME ■主催: 幡豆郡一色町 ■共催: 一色町大字佐久島・島を美しくつくる会 ■企画・制作: 有限会社オフィス・マッチング・モウル |
中川作品は弁天サロン寄り合いの間の床の間に展示 |
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