三河・佐久島アートプラン21
佐久島体験2015 祭りとアートに出会う島
弘法道ウォーキング大会 2015
写真リポート1 西地区黒壁集落〜大山弘法道
西港渡船場に集合した弘法道ウォーキング大会参加者のみなさん。元気にいざスタート!
西渡船場から徒歩3分。黒壁集落の入り口、崇運寺から弘法巡りがスタートします。
西の黒壁集落へ。普段はあまり観光客が来ないいような奥まった細い路地を歩きます。
入り組んだ黒壁集落から白浜海岸へ出ると一気に開放感が。しかし今度は大山弘法道へ。
大山にはたくさんの弘法さんの祠があり、建築系プロジェクトによる祠もたくさんあります。
大山では青木野枝さんの鉄の彫刻作品を囲むように弘法さんの祠が点在しています。
大山を下って「一号線」ことフラワーロードをしばらく歩いて島のおばあさんや山羊にご挨拶。
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関連情報
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弘法道ウォーキング大会 2015 写真リポート2
2015年度年間スケジュール
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弘法道ウォーキング大会 2015
2015年5月9日(土)
10:00〜13:30
参加人数:42人
新時代の佐久島弘法を目指す取組み
2001年にスタートした三河・佐久島アートプラン21ではスタート時から佐久島弘法に着目し、2002年から数年間
「弘法巡り+アート・ピクニック」
としてアートと歴史を交差させながら弘法道を歩くイベントを開催してきた。
2005年度には島内の常設アート作品が9作品になり、期間限定作品とあわせてまとまったかたちでアート作品を見る環境が整ってきたことから、アート・ピクニックを弘法巡りから切り離して発展させた(現在佐久島アート・ピクニックの常設作品は21点)。
2005〜2008年までは弘法まつりの日(毎年旧暦3月21日)に島内の弘法の祠を巡る散策イベントを開催してきたが、その間、島の過疎化・高齢化により88ヶ所の弘法さんは50数ヶ所まで激減する。
2016年には佐久島弘法がスタートして百年になることから、その時期を目指して佐久島の弘法道を新しい散策道として整備する取り組みを始めた。その取り組みを『佐久島弘法プロジェクト』とし、2009年度に建築ユニット
みかんぐみによって4棟の弘法の祠が制作
された。
翌2010年には
佐久島弘法プロジェクト2として小川次郎・長岡勉により2棟の祠を制作
。さらに2011年には祠の中に入れる弘法大師座像の数が減っていることから
ふるかはひでたか・松岡徹による展覧会『佐久島・土弘法』で弘法大師座像が制作
される。
年度末には愛知県内で建築を学ぶ大学生たちがゼミ単位で弘法の祠のリノベーションに取り組んだ
『佐久島弘法プロジェクト3 大学対抗リノベーション大会』
によってほぼ佐久島の弘法道の整備が完了した。
佐久島弘法プロジェクトの一応の完了を受けて、2012年から
佐久島弘法道を散策できるような地図・スタンプシートを兼ねた手引き書を制作して佐久島弘法巡りをスタート
。以降現在まで、アート作品を巡る
「佐久島アート・ピクニック」
と併せて年間を通じ佐久島の魅力に出会う散策道として、島を訪れる人たちの佐久島体験の場となっている。
弘法道ウォーキング大会
は、11年かけて整備してきた佐久島弘法道を企画者による解説を交え、島の歴史や伝統、風景の魅力に出会うイベントで今回で14回目の開催となる。(
写真リポート2へつづく
)