会期 : 2018年10月6日(土)〜12月9日(日)(金)
水曜休館
会場 : 佐久島ナビステーション
(佐久島行船のりばから徒歩3分/一色さかな広場西隣)
扉を開けて
佐久島アート24番目の常設作品『すぐそこの、向こう側』は、佐久島行船のりば のある一色港に昨年オープンし、既に長岡勉『知識の蜂の巣』が設置してある佐久島ナビステーション内に展示します。作品は、施設玄関を入った正面の幅8メートルを超える壁一面に描かれ、版画家・絵本作家である猫野ぺすかにとって、これまでで最もスケールの大きい作品です。
猫野ぺすかは、ながらく「この世界と似ているけど、何かがちょっと違うあちらの世界 "アイルリンド" 」をテーマに描き続けてきました。「ここではない何処か」は昔から多くの人が持つイメージですが、作家にとってそこは知らないのに懐かしく、初めて会うのに愛しい生き物がいる世界として表現しています。
佐久島では2007年に、個展『遠い未来の 懐かしい記憶』で、作家の内なる世界 "アイルリンド" の住人が、どこかにある扉を通じて佐久島に姿を現す作品を既に発表しています。(展覧会出品作の『アイルリンド in 佐久島』は佐久島アート・ピクニックの常設作品として弁天サロンで展示中)本作品ではその扉が描かれ、展示では誰もが実際に扉を開くことができる
仕掛も施されてます。
作家は「扉を開けて、その中の世界に入って行きたいと思っています。内側は、外側よりもずっと広いのです。」と語ります。想像の翼を広げ、"アイルリンド"と佐久島、そしてそれぞれの世界へはばたいてください。
【関連行事】 アーティスト・トーク&交流会
開催日時:10月6日(土) 14:00〜15:30
参加無料・申込不要
会場:佐久島ナビステーション
作品の除幕式に続き、作家による作品解説を行った後、ささやかな交流会を開催します。交流会開催時間中に、猫野ぺすかの絵本やポストカード等の販売も行います。お気軽にご参加ください。
関連情報
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猫野ぺすか『すぐそこの、向こう側』 写真リポート1[交流会]
猫野ぺすか『すぐそこの、向こう側』 写真リポート2[作品 1/2]
猫野ぺすか『すぐそこの、向こう側』 写真リポート3[作品 2/2]
同時開催
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