三河・佐久島アートプラン21
佐久島体験2018 祭りとアートに出会う島
猫野ぺすか『すぐそこの、向こう側』
写真リポート3 [作品 2/2]
撮影:香村聖文
写真リポート2ヘ
関連情報
猫野ぺすか『すぐそこの、向こう側』 開催のお知らせ
猫野ぺすか『すぐそこの、向こう側』 写真リポート1[交流会]
猫野ぺすか『すぐそこの、向こう側』 写真リポート2[作品 1/2]
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猫野ぺすか
『すぐそこの、向こう側』
会期:2018年10月6日(土)
〜12月9日(日)
会場:佐久島ナビステーション
本作品は会期終了後に常設展示となりました
子どもたちが笑っている――。猫野ぺすか、『すぐそこの、向こう側』は、絵本を読むように楽しむ作品です。あるいは、絵巻物のように。巾8メートルの広い壁面に描かれた世界は、子どもたちにとって等身大の絵本なのかもしれません。8メートルの絵の中を、探検することが出来るのです。
じっとこちらを見つけるオオカミと2匹の子猫。海をながめてくつろいでいるワニ、空を見上げるペンギン、船に乗っているのはハリネズミと少年、他にもまだたくさんいます。探してみましょう。
作品の中央には世界樹を彷彿とさせる大木があり、その青い扉には植物の模様が描かれています。鉄製の取っ手をしっかり握って、さあ、扉を開けて――。そこに描かれているのは夜空を行くオオカミと2匹の子猫ですが、子どもたちにはまた別の世界が見えるかもしれません。大人たちにも。
この作品は、絵の中の沖に浮かぶ佐久島と本当の佐久島をつないでもいます。ここをスタート地点にして、佐久島へ小さな旅に出る、そんな大人や子どもを島へ運ぶ船が出る渡船場までは徒歩3分です。
(文責:オフィスマッチングモウル 内藤美和)