三河・佐久島アートプラン21 佐久島体験2004 祭りとアートに出会う島 設楽知昭+佐久島の子どもたち 佐久島・夏休みの宿題 『絵箱』
おでかけ展覧会 in 名古屋 写真リポート
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佐久島・夏休みの宿題 『絵箱』 ■ 開催日/ 2004年8月24日〜28日 11:00〜19:00 ■ 会場/白土舎 名古屋市中区錦1-20-12 伏見ビル地階 地下鉄東山線伏見駅 9番出口すぐ TEL 052-212-4680 URL:www.h3.dion.ne.jp/~hakuto/ ◆ 『絵箱』 名古屋へ行く! 6月17日に佐久島小・中学校全校児童生徒を対象に設楽知昭ワークショップ『絵箱』が開催されました。「佐久島での日常を、想像も含めて描きましょう。絵で描くのは正面だけでなく左右、上面も含めてです。絵の中には、自分自身も登場させてください。絵の中には、時間や空間に移り変わるという視点も考えてください。」と、設楽先生からの注文の多い作品制作となりました。悩んだり、思いついたり、子どもたちは見た目にもこの課題とかなり格闘していたようです。 その結果できあがった19点の作品が、名古屋にある現代美術の企画画廊白土舎で、展覧会『佐久島・夏休みの宿題 『絵箱』として展示されました。8月24日〜28日、夏期休廊の5日間、天井も壁も真っ白ないわゆるホワイト・キューブの中に子どもたちの絵が並びました。 設楽知昭は、箱の中が自分の頭の中(=想像の世界)というイメージで、子どもたちに作品を描かせたので、展示した「絵箱」は、それぞれの子どもたちの身長と同じ高さに設置されました。会場の展示風景をご覧ください。子どもたちの絵が床と並行に並んでいないのはそのためです。 展覧会の初日、佐久島から絵を描いた子どもたちの何人かと保護者、佐久島小学校の先生方も会場を訪れました。生まれて初めて見るホンモノの画廊という空間。室内に足を踏み入れたとたん、子どもたちの中から「わぁっ!」という歓声があがりました。なんだか都会っぽい洗練された空間は、佐久島では見たことのない印象です。そして、その特別の空間に、オスマシしているようにかかっている自分たちの作品……。わくわく、どきどきしたことでしょう。 子どもたちの絵は、真っ白な空間の中で、遠めに見るとなんだかミニマル・アートみたいに見えました。5日間という限られた期間でしたが、佐久島の子どもたちがアーティストといっしょに取り組んでいることの一端を、島以外の人にも見ていただけるいい機会でした。会場を提供してくださった白土舎の土崎氏に心からお礼申し上げます。 土崎さんには、画廊でお茶やお菓子を出してもらい、子どもたちは別の意味でも大喜びでした。 (文責/オフィスマッチングモウル 内藤美和) 子どもたち「絵箱」は、9月1日〜3月31日まで、佐久島弁天サロン内ギャラリーでもう一展示しました。 佐久島での展示のようす |
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■ 2004年度全記録 ■ TO HOME ■主催: 幡豆郡一色町 ■共催: 一色町大字佐久島・島を美しくつくる会 ■企画・制作: 有限会社オフィス・マッチング・モウル |
なかなか美しかったです。 |
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