三河・佐久島アートプラン21
佐久島体験2016 祭りとアートに出会う島
松岡徹
『佐久島のお庭と王様のイスと北のテーブル』
写真リポート1 佐久島のお庭
お庭の中央に位置するお山を覆うのは、硬化力の大きいイギリスの土。コンクリじゃないの
お山には正面から裏手へ抜ける「山道」や、富士山に登る階段、そしてあちこちに座る場所も
お山の再制作に伴い、お庭のあちこちを修復。見違えるほどパリッとしました。遊びに来てね
写真リポート 2ヘ
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松岡徹『佐久島のお庭と
王様のイスと北のテーブル』
会期:2016年10月1日(土)
〜11月30日(水)
野外につき無休
会場(3ヶ所):
大島(佐久島のお庭)
ひだまりの広場(王様のイス)
ハイキングコース
(北のテーブル)
制作ボランティア:6名
本展は、佐久島のアート・プロジェクトのひとつの柱でもある「アートによる場のリノベーション」を公園規模で3ヶ所で試みたものです。
『佐久島のお庭』は、2006年から2009年にかけて3期に分けて作られた松岡徹による大島のランドスケープ作品で、今回は中心にある山部分を大規模に再制作しました。
2005年制作時のデザイン
を踏襲しつつ、多方向から山を楽しむ仕掛けを盛り込んでいます。また、前回は全体に芝生を張り込んだ山部分を、硬度の強い壁土で覆いました。
会場である大島は、釣りセンター以外に訪れる人がほとんどおらず、長年放置されていた場所でしたが、10年前松岡徹によって『佐久島のお庭』が整備されると、小径の両側に島民が梅を植樹し、現在のように観光客を大いに楽しませる緑豊かな公園に成長しました。またお庭で採れた梅は梅干しにして観光客へのふるまいにも活用されるなど、アートがならした荒れ地の環境に、島民が種を撒き、育て、文字通り収穫するという佐久島とアートの関わりでは「ひとつの理想のかたち」がこの佐久島のお庭です。
現在、「佐久島のお庭」には桟橋公園に
イーストハウス
が出来たことも手伝い、アート・ピクニックによって年間を通してたくさんの観光客が訪れるようになっています。今回、再制作された「佐久島のお庭」の山部分と、
ワークショップで参加者が制作したかわいらしい休憩用ベンチ
が以前ここを訪れた人にも新鮮に感じてもらえる「進化形佐久島アート」のひとつの姿を体現しているといえるでしょう。
写真リポート 2ヘ 続く