
本日の担当:内藤
【今週のひとこと】

池田/あいちトリエンナーレ無事終了しました。たましい抜けています。ポヨーン。

黒目/いつのまにか27歳になりました。アラサー!?
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週刊 モグラ屋通信 第174号 2010.11/18
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ご無沙汰いたしました。4ヶ月もモグ通をサボっていた間に、歴史的な猛暑は過ぎ去ってすっかり秋も深まる今日この頃です。その間、モグラ屋が何をしていたかということをざっくりと報告いたします。7月17日〜9月12日の夏休み期間中は、おかざき世界子ども美術博物館企画展 『古墳とはにわ』が開催され、会期中にはワークショップもいくつか行いました。
[左写真 : 瀬戸内国際芸術祭・1日目。女木島にて完全に観光モードな新旧アシスタント+α]
古墳展と並行して、あいちトリエンナーレサポーターズクラブ LOVEトリーズ 事務局仕事で、6月から11月半ばまで、担当の池田はほとんど名古屋の長者町事務所で勤務。
おかげさまで あいちトリエンナーレ2010 も、当初目標入場者数の倍となる57万人が来場、LOVEトリーズも入会者が5000人を越え、大盛況の中、10月31日に終了いたしました。ご来場いただきましたみなさまに心からお礼申し上げます。猛暑の名古屋にお運びいただき本当にありがとうございました! 池田はまだまだ岡崎の事務所にて残務整理が続いています。
[右写真 : 瀬戸内国際芸術祭・1日目。男木島にてジャウメ・プレンサの『男木島の魂』前の池田]
一方その頃、内藤と黒目は、佐久島に新たに設置された 南川祐輝によるイーストハウス の制作と公開のために佐久島へ行ったり来たり。
完成したイーストハウスは、休日ともなるとたくさんの観光客が訪れてくださっています。すでに何度も雑誌やテレビの取材を受け、おひるねハウスに次ぐ人気スポットとなりそうですよ。先日は番組の中で桐島ローランドがイーストハウスを夜景でお洒落〜に撮影してくれました。
イーストハウス完成直後、内藤はアーティストふるかはひでたかとともに、豊田市小渡町でふんどし姿の男どもの熱い祭りに圧倒されていたのは次の仕事の話。現場は愛知県内を中心に、一部岐阜を交えながら、あっちゃこっちゃしていたのでございます。 [上写真 : 瀬戸内国際芸術祭・2日目豊島。内藤礼/西沢立衛『豊島美術館』を高台から望む]
現場が錯綜し疲労がピークに達する頃、モグラ屋の現実逃避、ではなく今年の社員旅行は敢行されました。目的地は瀬戸内国際芸術祭。10月18日から2泊3日の短い旅。参加メンバーは内藤、池田、黒目と現在子育ても落ち着いてパートとして復活した初代アシスタントの森田(旧姓・山口)とその娘の5名。新幹線と在来線を乗り継いで、まずは高松を目指しました。 [右写真 : 瀬戸芸・2日目豊島での昼ご飯。一日私たちを案内してくれた豊島島民の森島さんと]
初日は高松港からフェリーで女木島へ。観光旅行チックに鬼ヶ島大洞窟を訪れ、潤子ちゃん(森田)の子どもにもサービスサービス。その後、20分くらい並んで古民家を改装したレストランにある レアンドロ・エルリッヒの『不在の存在』 を鑑賞。結構好きな作品。 女木島では佐久島で誕生した 木村崇人の『カモメの駐車場』 の兄弟分たちにもご挨拶。 [左写真 : 瀬戸芸・2日目豊島。青木野枝作品]
女木島から男木島へ渡り、到着してすぐに視界に入る ジャウメ・プレンサ 『男木島の魂
』 の格好良さに目が釘付け。晴天だったため魅力は120%伝わりましたよ。男木島では 西堀隆史 『うちわの骨の家』、呪われそうに強烈な 北山善夫 『誕生─性─生─死─家─男木島伝説』、『 漆の家プロジェクト』、高橋治希 『Sea Vine』 等、古民家というより生活の臭いが残る「空き家」を活用した作品が多かった。
佐久島の迷路のような路地を立体的にしたような魅力的な風景の集落では、谷山恭子 『雨の路地』、中西中井 『海と空と石垣の街
』、谷口智子 『オルガン』、 眞壁陸二 『男木島 路地壁画プロジェクトwallalley』を散策しながら楽しむことができたし、『オンバ・ファクトリー』や『 川島猛とドリームフレンズ』などは、古民家+作品+カフェと楽しい機能が満載だし、よく出来ていて感心しました。 [左写真 : 瀬戸芸・2日目豊島。藤島八十郎ん家の庭で藤浩志さんと]
モグラ屋社員旅行の2日目は豊島。前日に豊島美術館がオープンし、会期も終盤となったこの日は平日といえども混雑は必至。私たちはなんとしても7時40分の始発便に乗船するため、高松港に早朝6時15分に到着。すでに20名ほどの行列の最後尾に並び、整理券の配布をひたすらに待ったのです。 そしてついに豊島到着! 家浦港で私たちを待っていてくれたのは、豊島在住の森島さん。以前、佐久島や日間賀島に来られた時に、お会いしてお話しした方です。今回、私たちの豊島滞在を全面的にサポートしてくれました。森島さんのおかげで、車がなければいけないスダジイの森や壇山頂上へも行くことができました。何より、島に住む人のいろいろなお話を伺うことができたのは貴重でした。ガイドもプロ級。ホントに充実した豊島での時間を過ごすことができたのは森島さんのおかげ。モグラ屋は豊島に足を向けて眠ることができません。 [上写真 : 瀬戸芸・2日目豊島。壇山山頂にて瀬戸内の風景をバックに記念写真のモグラ屋]
豊島では、開館時間前に整理券をもらうため、森島さんの車で一路豊島美術館へ。すでに人が並んでいるのはどうしたことか!? しかし、なんとか2順目の入館の整理券をゲットし、時間まで 豊島美術館を見おろす高台にある 戸千世子 『豊島の気配』、みんなが「家に欲しい!」と満喫した 大阪芸術大学豊島アートラボ 『ノリとたゆたう。』、素晴らしいロケーションにある クリスチャン・ボルタンスキー 『心臓音のアーカイブ
』 等を鑑賞し、いよいよ 内藤礼/西沢立衛 『豊島美術館』 ヘ。詳細はあえて書きますまい。私や池田にとって人生で体験したアートのベスト5に入る素晴らしい作品でした。泣いてしまいそうでした。[右写真 : 瀬戸芸・3日目小豆島]
他にも オラファー・エリアソン 『ビューティー』、キャメロン・ロビンス 『潜在意識下の海の唄』、塩田千春 『遠い記憶』 等、もう満腹状態。 青木野枝 『空の粒子/唐櫃』で自然や歴史と現在をゆるやかに結ぶ野枝さんの作品にほっと一息。そして 安部良 『島キッチン』 をのぞいた後で、楽しみにしていた 藤浩志 『こんにちは藤島八十郎』 を訪れました。
藤島八十郎さん家では、観光客もその家のお客さんみたいに楽しそうに過ごしていました。藤さんもいらっしゃって、久しぶりにお会いして、お忙しい中自らコーヒーを入れて下さり、いろいろなお話しが出来てなんだかすっかりのんびりしてしまいました。結局最終便まで豊島にいて、瀬戸芸の観客としてはものすごく贅沢な思い出を森島さん、藤さんのおかげでつくることができました。心から感謝です。また佐久島にも遊びに来てね!
さてさて、いよいよ社員旅行最終日。私たちは宿泊地の高松を後にして、一路小豆島へ。おおっ、二十四の瞳の島だ。小学校の時学芸会でやったっけ。私はアルマイトのお弁当箱を大石先生にもらう貧乏な少女・松江を演じたものよ。
で、小豆島。でかい! 小豆島ではバスの中から 『わらアート』 を眺めた以外、訪れたのは 王文志 『小豆島の家』 のみ。しかし、楽しみました。この作家の作品は新潟以来2度目。設置場所も絶妙で、その後、作品を見おろすキッチンで醤油かき氷を食べながら、いつまでも眺めておりました。 [上写真 : 瀬戸芸・3日目小豆島から岡山へ戻るフェリーの船上にある足湯でくつろぐ黒目ちゃん]
3日間、駆け足で巡った瀬戸内国際芸術祭。7島中4島しか行くことができなかったけれど、初めての瀬戸内海と島々、そしてその環境ならではのアートを存分に楽しむことができました。瀬戸内海と三河湾の大きな違いは、島の数もさることながら、行き交う船の多さでした。海が確かに人びとの行き交う場所であることを実感できた瀬戸内へ、そんなに遠くない将来、また訪れることでしょう。きっかけは、いつもアートと人。
◆ 現在進行形の仕事
● 三河・佐久島アートプラン21 『佐久島体験2010 祭りとアートに出会う島』 企画・制作/継続中
● 岡崎市図書館交流プラザ 内田修ジャズコレクション 展示コーディネート/継続中
● 岡崎市図書館交流プラザ 岡崎むかし館 企画展 展示コーディネート/継続中
● 藤川魅力再発見事業 22年度年間事業 資料収集、ワークショップ、展示/継続中
● 豊田市観光まちづくりアドバイザー業務 22年度年間事業 アドバイザー業務/継続中
● 岡崎市図書館交流プラザ りぶらイルミネーション ワークショップ(11/20、12/4)、展示(12/4〜26 )
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