三河・佐久島アートプラン21
佐久島体験2011 祭りとアートに出会う島
佐久島弘法現地見学会
写真リポート
見学会のスタート地点、東港渡船場に集合した参加者 晴天の中、列を作って島を歩く
富士山にて愛知工業大学中井研による祠説明 杉山女学園大学と名古屋商科大学の祠説明
秋葉山にて名古屋工業大学北川研の祠説明 秋葉山にて愛知淑徳大学清水研究室の祠説明
東日本大震災から1年目のこの日。2時46分に大同大の祠の前で黙祷をささげる参加者たち
大山にて大同大学武藤研究室による祠の説明 名古屋大学恒川・太幡研究室による祠の説明
大山にて名城大学生田研究室による祠の説明 大山にて名城大学谷田研究室による祠の説明
優秀作品上位3校表彰。同率優勝は名古屋大学と名城大学生田研。右は名古屋大学チームの面々
愛知淑徳大学清水研究室チーム。デザインとチームワーク、準備の周到さで優秀作品第三位ゲット
関連情報
佐久島弘法巡りスタンプラリー 2011
佐久島弘法祭り・弘法道ウォーキング大会 開催のお知らせ
弘法巡りウォーキング大会 2011 写真リポート
公開プレゼンテーション・公開制作 開催のお知らせ
公開プレゼンテーション 写真リポート
佐久島弘法プロジェクト3 大学対抗リノベーション大会 写真リポート1
佐久島弘法プロジェクト3 大学対抗リノベーション大会 写真リポート2
弘法プロジェクト3の軌跡展 写真リポート
2011年度全記録
TO HOME
佐久島弘法現地見学会
開催日時:2012年3月11日(日)
13:00〜16:00
ルート: 東渡船場 → 筒島入口→富士山 → 秋葉山 → フラワーロード → 大山
参加人数:60人
「佐久島弘法現地見学会」は、1年をかけて展開してきた
「佐久島弘法プロジェクト3 大学対抗リノベーション大会」
の集大成である。
本土より一足早い春の訪れを感じる
佐久島弘法現地見学会
当日は、祠制作に関わった学生たちと担当教官、一般参加者の中には、あいちトリエンナーレをきっかけに名古屋を中心に、美術、ダンス、演劇、映像など同時代の芸術文化を、鑑賞者(オーディエンス)の立場から「ともに体験する・学ぶ・伝える場」(=テーブル)を作る活動をしている「ロプロプ」メンバー17名も参加。美術、建築に関心の高い参加者による見学会はたいへん熱を帯びたものになった。
見学会では、本プロジェクトがスタートした2009年度からの2年間に制作された建築家による祠6棟をスタッフが解説し、リノベーションされた祠は各大学の担当学生が解説した。
10月に開催された
公開プレゼンテーション
では、模型や図面などが紹介されたが、今回はリアル建築物(極小)を前にしての解説だ。「お、ほぼ模型(設計)通りだね」というものもあれば、素材によってずいぶん印象が変わったものもあった。
解説の後には、参加者からの質問も多く寄せられた。学生の説明と実物の祠を見比べる人、鋭い突っ込みに学生をタジタジにさせる人。いずれにしろ、活発な意見が飛び交う充実した見学会になったと思う。学生たちの制作の苦労を知るだけに、完成した祠を前にした学生たちに、少し誇らしい気持ちになった。
見学会の最後には、優秀作品上位3作品を発表した。優秀賞は、本事業の企画を担当するオフィスマッチングモウル内藤と、佐久島弘法プロジェクトで祠
「サンカク」
を設計・制作している建築家の
長岡勉
のアドバイスによって決定した。
同率優勝は名古屋大学チームと名城大学生田研チーム、三位は愛知淑徳大学。各大学の代表者が表彰状を笑顔で受け取った。大学対抗戦の名に恥じない、激戦が展開された本プロジェクトは笑顔の中で終了した。
また見学会に参加したロプロプメンバーは、現地ツアーの参加者から「今年度の対抗戦参加作品のうちで、気になったり面白かったりした作品」を一つ挙げてもらい、もっとも多く集票した作品に(勝手に)贈られる賞である「ロプロプ賞」を、投票の結果、名古屋大学チームと発表してくれた。
(文責:オフィスマッチングモウル
内藤美和)